中4日で第6戦に先発する日本ハム・達孝太(C)産経新聞社 優勝したソフトバンクと、2位・日本ハムが激突している「2025…

中4日で第6戦に先発する日本ハム・達孝太(C)産経新聞社

 優勝したソフトバンクと、2位・日本ハムが激突している「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ(S)は第5戦まで終え、ソフトバンクに与えられているアドバンテージ1勝分を合わせ、通算成績3勝3敗。10月20日の最終第6戦(みずほPayPayドーム)で雌雄を決する。

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 日本ハムの3連勝で6戦目突入が決まった瞬間から、21歳右腕のSNSには、ファンの激励と悲痛な願いが相次いだ。同15日の第1戦からキャリア初の中4日で先発する達孝太だ。

 自身のインスタグラムの最新投稿は今月17日。ロジンバッグを触り、白煙が立つ幻想的な写真を掲載しているが、CSとは関係ない。それでも「達頼む」「最高のピッチングを!」「今日やったれー!」「北海道からパワー送ります」「胴上げ投手や!!」「攻めのピッチングを!!」などの反応が寄せられた。

 達は第1戦で6回93球を投げ、無失点6奪三振の力投。レギュラーシーズンでは5回5失点と打ち込まれたソフトバンク打線を抑え込み、エース左腕のリバン・モイネロと互角の投手戦を演じた。嫌なイメージを払拭し、再戦を迎える。

 勝てば阪神との日本シリーズが実現する。大阪府生まれで、天理高(奈良)時代にはセンバツ4強と、馴染みのある甲子園で3~5戦目が開催される。

 コメント欄には、アニメ「タッチ」で浅倉南が主人公の上杉達也に伝えた名セリフを引用し、「達ちゃん私たちを甲子園に連れてって」という懇願のメッセージも届いた。その右腕で、叶えてみせる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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