第78回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)第2日は19日、山梨県の富士北麓公園野球場など2会場で1回…

 第78回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)第2日は19日、山梨県の富士北麓公園野球場など2会場で1回戦4試合が行われた。栃木県大会優勝の佐野日大(栃木1位)は、中央学院(千葉2位)に8―7で競り勝ち、8強進出を果たした。佐野日大は21日、準々決勝で駿台甲府(山梨3位)と対戦する。(津布楽洋一)

 「最後は執念を見せて頑張ってくれました」。両校ともに二桁安打を放つ点の取り合いを制した佐野日大・麦倉洋一監督は、選手たちの踏ん張りをたたえた。

 中央学院は2024年春の甲子園でベスト4まで勝ち進んだ実力校。強力打線でこの試合も本塁打を放つ一方、5犠打やバントでの安打を決めるなど、多彩な攻めで佐野日大に食らいついてきた。

 だが粘り強さでは佐野日大も負けていなかった。相手は6人の投手をつぎ込んできたが、打線がつながり、小刻みに加点。4安打を放った主将の中村盛汰(2年)は「常にセンター返しを頭に置いて、どんな球がきても打とうと思った」。六回に2点適時二塁打、八回に決勝点となる犠飛を放った吉沢悠(2年)は、「狙い球はなく、来た球をはじき返す気持ちだった」と必死さを強調した。

 これで昨年秋に続く準々決勝進出。前回はその年の選抜大会を制した健大高崎(群馬)にコールド負けを喫して、春の甲子園出場を逃した。この日、完投したエースの鈴木有(2年)は「今年こそベスト8の壁を破る」。2014年以来の晴れ舞台に立つには、次戦が勝敗も試合内容も問われる大一番になる。(津布楽洋一)