来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年秋季の第157回九州地区高校野球大会の抽選会が17日に行われる。大会は2…

来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年秋季の第157回九州地区高校野球大会の抽選会が17日に行われる。大会は25日、宮崎で開幕。九州各県の上位2校、計16校が来年センバツ出場枠4を争う組み合わせが決まる。

 この夏、甲子園で優勝を果たした沖縄尚学は、沖縄秋季大会で見事に優勝を決め、堂々の優勝候補として大会に臨む。センバツ当確ランプがともる準決勝進出はもちろん、昨年に続く九州大会連覇も視野に入れる。この「王者」と対戦するのはどのチームになるのか、興味はつきない。

 沖縄尚学はこれまで6度の春夏連続甲子園出場の実績を持つが、夏春連続はわずか1度だけ。2年連続の春夏連続甲子園出場を決めたときの13年夏、14年春しかない。2度目の夏春連続甲子園への挑戦にもなる。

 コロナ禍後の20年秋以降の九州大会の成績を振り返ると、不思議と両極端な結果も出ている。

25年春初戦敗退(長崎商 0-1)
24年秋優勝
23年秋初戦敗退(神村学園 1-9)
23年春初戦敗退(文徳 4-9)
22年秋優勝
20年秋初戦敗退(延岡学園 5-6)

 2度の優勝以外、出場した4大会はすべて初戦敗退に終わった。逆を言えば、初戦突破を果たした2大会は優勝していることになる。

 今年も初戦がカギとなるのか。ますます初戦の対戦相手が注目される。