来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年第78回秋季東北地区高校野球大会(岩手)は16日、決勝が行われる。優勝を…

来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年第78回秋季東北地区高校野球大会(岩手)は16日、決勝が行われる。優勝をかけて戦う八戸学院光星(青森)と花巻東(岩手)は、来年センバツ出場へ大きく前進した。東北地区の一般選考枠は3。残る1枠の行方が気になるところだ。

 東北地区からは長く2校が選出されてきたが、24年のセンバツから「東北3」に変更となった。今年のセンバツに選考されたのは聖光学院(福島)、青森山田(青森)、花巻東(岩手)だった。

 昨年の秋季東北地区大会で聖光学院と青森山田が決勝に進んで、この2校がまず選出された。残る1枠は、4強に進んだ花巻東と山形中央(山形)の争いとなったが、選ばれたのは花巻東。「総合力を考慮した」というのが主な選考理由で「守備も含めた投手力と打撃力を推す声が多かった」という。

 24年センバツの選考も前年の東北大会決勝に進んだ青森山田と八戸学院光星が選出され、3校目は4強だった学法石川(福島)と一関学院(岩手)の争いとなり、福島3位校ながら、他県の1位校を破って4強入りした学法石川に軍配が上がった。

 今年の場合も、準決勝で敗れた聖光学院(福島)と東北(宮城)の比較になる可能性が高い。16日の決勝の結果も影響するが、聖光学院は準決勝で完封負けし7点差をつけられたことがどう評価されるか。東北は準決勝で1対4の敗戦だったが、安打はわずか3本。9安打を放って無得点だった聖光学院との比較が気になる。

 もちろん、準決勝のスコアだけでは戦力は図れない。聖光学院は、青森山田(青森)を破った盛岡中央(岩手)にコールド勝ちし、宮城を制した仙台育英を破った実績がある。

 地域的にはどちらが選ばれてもおかしくないだけに、戦力の比較が重要度を増す。来年センバツの一般枠選考委員会が実施されるのは来年の1月30日。早くも結論が待ち遠しい。