サカチョーとして、坂本との名コンビも人気を博した(C)産経新聞社 巨人は10月14日、長野久義が現役を引退すると発表した…

サカチョーとして、坂本との名コンビも人気を博した(C)産経新聞社
巨人は10月14日、長野久義が現役を引退すると発表した。
長野は2度のドラフト指名を拒否し、2009年1位で社会人ホンダから巨人に入団。
【動画】長野久義が節目の1500安打!39歳での達成となった
入団1年目から新人王とすぐに頭角を現し、12年には同チームの坂本勇人とともに最多安打のタイトルを獲得、チームの日本一に大きく貢献を果たした。
パンチ力あふれる打撃、走攻守そろった球界を代表するバットマンとして席巻、そんな長野の転機となったのは18年オフ、巨人にFA移籍した丸佳浩の人的補償として広島に入団したことだった。
年齢を重ねる中で右の代打としての地位を確立させていく。
その後、22年オフにトレードで再び巨人に戻ってくる。昨季は現役時代に自主トレをともにし、兄貴分と慕う阿部慎之助監督就任1年目となったシーズンに要所で勝負強い打撃を見せ、V奪回の大きな力ともなった。
迎えた今季は1軍で17試合に出場。DeNAと戦ったCSファーストSでも出場選手登録はされたが、出番なくシーズン終了となっていた。
現役通算1512安打、40歳、プロ16年目で決断を下した。
チームを支えた背番号「7」の引退が明らかになるとファンの間でも大きく反響が広がっている。
Xなど含めたSNS上でも「巨人ファンは全員あなたが大好き」「もうサカチョー見れないのか、悲しいな」と2010年代の3連覇など常勝軍団の象徴ともされた、坂本勇人との名コンビの終焉を惜しむ声も続々と上がっている。
またチームの全日程が終了してからの発表、翌日からCSファイナルSが開幕するという大きな野球イベントに重ならない形の発表という"気配り"にも「チョーさんらしいな」「最後まで思いやりにあふれている」と自身の去就に関して、他球団にも影響を及ぼさないようにする配慮も注目されている。
巨人を愛し、愛された男が現役生活に終わりを告げた。野球人として志を貫き、ここからも多くのファンの心に刻まれることだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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