<関西六大学野球連盟秋季リーグ戦 第7節3回戦:京都産業大7-0大阪商業大>◇13日◇わかさスタジアム京都 関西六大学秋…

<関西六大学野球連盟秋季リーグ戦 第7節3回戦:京都産業大7-0大阪商業大>◇13日◇わかさスタジアム京都

 関西六大学秋季リーグ戦は京都産業大が2018年秋以来の優勝を果たした。京産大は関西の5リーグの優勝校によって争われる関西地区選手権に出場。ここで上位2校に入れば、11月の明治神宮大会に出場することができる。

 優勝の原動力となったのは圧倒的な投手力。プロ志望届を提出済みの田村 剛平投手(4年=報徳学園)、由上 慶投手(4年=関西大倉)に最速152キロ右腕の野原 元気投手(3年=塔南)、優勝を決めた大商大との3回戦で8回3分の2を投げて、2安打無失点と好投した二宮 知也投手(4年=奈良大付)と能力の高い投手が揃っている。

 エースの田村はリーグ最多の5勝を挙げて、最優秀選手賞を受賞。3完投2完封とタフネスぶりを発揮した。

 最速153キロのストレートを軸に安定感抜群の投球を見せる田村。今年に入って変化球の精度も上がっており、総合力の高さは関西の大学生でもトップクラスだ。

「勝ち切って東京に行けるように頑張っていきたいです。真っすぐで押していけるようなピッチングを見せられたらと思います」と関西地区選手権に向けて意気込む田村。次の舞台でも持ち味とするキレのあるストレートを見せてほしい。

 由上は最速152キロの本格派右腕。昨年までは二刀流に挑戦しており、リーグ戦でも本塁打を放ったことがある。しかし、目標のプロ入りに向けて投手の方が可能性はあると感じて、今年から投手に専念。怪我に泣かされたこともあり、昨年までは投手としての実績は皆無だったが、今春から先発に定着して、田村とのダブルエースを形成した。

 今秋は背中の張りで出遅れていたが、中盤戦から戦列復帰。12日の大阪商業大との2回戦ではサヨナラ負けを喫したものの、延長10回を投げ抜いており、復調をアピールした。関西地区選手権でも先発の柱として躍動するだろう。

 野原は来年のドラフト候補に挙がる本格派右腕。潜在能力では田村と由上にも引けを取らない。リーグ戦終盤はベンチ外となったが、復調なるかに注目だ。

 1回戦で田村が182球完投、2回戦で由上が10回途中147球完投となった中、3回戦で好投したのが二宮。右横手からキレのあるスライダーを投げ込み、強打の大阪商業大打線を翻弄した。ここに来て、二宮が台頭してきたのは大きな収穫。関西地区選手権では万全の体制で挑むことが出来そうだ。

 関西地区選手権選手権は31日からGOSANDO南港野球場で行われる。初戦の相手は関西学生野球連盟代表。こちらは立命館大と近畿大に優勝の可能性が残されている。どちらも強力打線を擁するチームだが、自慢の投手力で抑え込むことはできるだろうか。