国際自転車ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2025」の宮崎・大分ステージが13日、宮崎県延岡市~大分県佐伯市の…
国際自転車ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2025」の宮崎・大分ステージが13日、宮崎県延岡市~大分県佐伯市の全長約120キロで競われた。国内外から約90人の選手が参加。沿道の声援を受けながら、風光明媚(めいび)な日豊海岸を疾走した。
午前10時のスタート直前の延岡市内はかんかん照り。観客で歩道がぎっしり埋まった。三浦久知市長が合図の旗を振ると、選手たちは一斉に走り出し、市街地を駆け抜けていった。
レースの様子は近くのモニターで中継された。選手たちはみるみるうちに10キロ、20キロと距離を稼ぐ。その健脚に、観客は「もうあんなところまで行っとると?」と驚いていた。
宮崎市から訪れた会社員、茂谷俊昭さん(43)は「世界レベルの選手が来るので、生で見てみたくて。むかし自分も乗っていたので、子育てが一段落したら、またチャレンジしたい」と話していた。(星乃勇介)