「ロレックス・パリ・マスターズ」の優勝者がジャック・ソック(アメリカ)となり、ついに11月12日から19日までロンドンで開催される「ATPファイナルズ」の出場者8人が決まった。●ラファエル・ナダル(スペイン)「ロレックス・パリ・マスターズ」…

「ロレックス・パリ・マスターズ」の優勝者がジャック・ソック(アメリカ)となり、ついに11月12日から19日までロンドンで開催される「ATPファイナルズ」の出場者8人が決まった。

●ラファエル・ナダル(スペイン)

「ロレックス・パリ・マスターズ」の準々決勝を膝の負傷により棄権したナダル。「治療を受け、ロンドンで最善の努力を尽くしたいということだけだが、それも今は辛くて語る力がない」とコメントしている。世界ランキング年間1位。

●ロジャー・フェデラー(スイス)

先月開催された「スイス・インドア」で8度目の優勝を飾り、最終戦に向けて非常に良いモチベーション状態といえるだろう。世界ランキング2位。

●アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

「ロレックス・パリ・マスターズ」ではロビン・ハッサ(オランダ)に2回戦で敗れている。「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ミラノでは圧倒的な差で1位に入っていたが、「ATPファイナルズ」に向けて欠場することを表明している。世界ランキング5位。

●ドミニク・ティーム(オーストリア)

「ロレックス・パリ・マスターズ」ではフェルナンド・ベルダスコ(スペイン) に3回戦で敗退している。昨年初出場となった「ATPファイナルズ」では1勝をあげている。世界ランキング6位。

●マリン・チリッチ(クロアチア)

長身を生かしたサービスと攻撃的なフォアハンドが武器のチリッチだが、「ロレックス・パリ・マスターズ」の準々決勝でワイルドカードのジュリアン・ベネトー(フランス)に敗れている。世界ランキング4位。

●グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)

2017年は1月のブリスベンで優勝し、「全豪オープン」でベスト4、地元ブルガリア・ソフィアで優勝し、存在感を見せている。特に「全豪オープン」の準決勝でナダルと4時間56分と戦い、敗れはしたが大きな賞賛を浴びた。世界ランキング8位。

●ダビド・ゴファン(ドイツ)

「ATPファイナルズ」48年の歴史の中で初となるベルギー人選手。今年の戦績は21勝5敗で、2月に自己最高の10位になった。世界ランキング10位。

●ジャック・ソック(アメリカ)

「ロレックス・パリ・マスターズ」に初優勝し、最後の1枠に滑り込んだ。出場8選手のうち、ただ1人のアメリカ勢。世界ランキング23位。

(テニスデイリー編集部)※写真は故障の影響がなければ堂々の1位でATPツアー・ファイナルズに参戦する予定のナダル

(Photo by David Ramos/Getty Images)