佐々木朗希がリーグ優勝決定シリーズの切り札になる(C)Getty Images ドジャースは現地時間10月13日、敵地で…

佐々木朗希がリーグ優勝決定シリーズの切り札になる(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間10月13日、敵地でブリュワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦に臨む。今シリーズでも、佐々木朗希がクローザーとして起用される可能性が高い。

 米メディア『ClutchPoints』は、「ロウキ・ササキがドジャースにとって究極のNLCS(ナショナルリーグ優勝決定シリーズ)の切り札である理由」と題した記事を掲載した。

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 同メディアは、佐々木が最初から旋風を巻き起こしたわけではなく、制球に苦しんできたことを伝え、「当初、ササキのシーズンは終わったかに見え、デーブ・ロバーツ監督は23歳の彼の復帰時期について言及することをためらうほどだったが、結局のところ、運命が味方した」と伝えている。

 ポストシーズンでは4試合に登板して2セーブを挙げ、フィリーズとの地区シリーズ第4戦ではメジャー初のイニングまたぎから3イニング投げて無失点に抑えると、地区シリーズ突破の原動力となった。

 記事では「ササキの役割は登板を重ねるごとに大きくなり、ロバーツ監督の新人リリーフ投手への信頼は増していった」と記した。
 
 そして、リーグ優勝決定シリーズに向けて「一つ変わらないことがある。それは、ササキをチームのクローザーとして起用することだ」と、佐々木への全幅の信頼を寄せ、守護神としてマウンドに上がり、チームを勝利に導くことを期待した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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