(第78回秋季東北地区高校野球大会2回戦 聖光学院(福島)9―1盛岡中央(岩手)7回コールド) 「何が何でも粘って塁に出…
(第78回秋季東北地区高校野球大会2回戦 聖光学院(福島)9―1盛岡中央(岩手)7回コールド)
「何が何でも粘って塁に出ろ!」
三回2死無走者。盛岡中央の1番打者、高橋奏音選手(2年)の耳に、奥玉真大監督のゲキが飛び込んできた。
2球で追い込まれていた。「粘る」と念じ打席に立ち、2回のカットを挟んで四球を選び取った。続く連打で生還し、先制のホームを踏んだ。
「1番打者として試合の流れを持ってきたかった。やった、という気持ちでした」
初戦の青森山田戦でこそ出塁は1度だけだが、岩手県大会4試合で出塁率は7割以上。奥玉監督は「まじめに黙々と頑張る選手。彼の成長が東北大会出場につながった」と評する。この日も3打席で2度出塁。「まだ反射神経で粘れているだけで、狙い球も決められない。来年はそこも頑張ります」と誓った。(長野剛)