1-1の8回から登板…シュワーバーから9者連続アウトに仕留めた【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間10日・ロサ…

1-1の8回から登板…シュワーバーから9者連続アウトに仕留めた

【MLB】ドジャース ー フィリーズ(日本時間10日・ロサンゼルス)

 ドジャース・佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、本拠地フィリーズとの地区シリーズ第4戦の8回からマウンドに上がった。8、9、10回を全て3者凡退に退け、9者連続アウトにドジャースタジアムのファンは大歓声を送った。36球を投げて3回無安打無失点、無四球2奪三振。最速は100.7マイル(約162キロ)だった。

 佐々木はドジャースが同点に追い付いた直後の8回から登板。2番のカイル・シュワーバー外野手を右飛、3番のブライス・ハーパー内野手を三飛、4番のアレク・ボーム内野手をニゴロに抑え、8球で1回無安打無失点に抑えた。場内は“朗希コール”が巻き起こった。

 9回も続投。リリーフでの回跨ぎは自身初だった。先頭のブランドン・マーシュ外野手を二ゴロ、JT・リアルミュート捕手を100.2マイル(約161.2キロ)のフォーシームで空振り三振、マックス・ケプラー外野手も三飛に抑えた。さらに延長10回のマウンドへ。ニック・カステヤノス外野手を三ゴロ、ブライソン・ストット内野手を見逃し三振。さらにトレイ・ターナー内野手を右直に仕留めた

 佐々木は4日(同5日)、敵地・フィリーズとの地区シリーズ第1戦で初めてセーブシチュエーションで登板した。1回1安打無失点1奪三振で日米通じて初セーブを挙げた。そして6日(同7日)の第2戦では9回2死一、三塁で緊急登板。首位打者のトレイ・ターナー内野手を2球で抑え、2試合連続セーブを記録した。

 デーブ・ロバーツ監督は第3戦の会見で、佐々木がセーブシチュエーションで登板する「第1の選択肢」になると明言。“守護神”として期待を寄せた。(Full-Count編集部)