大リーグのポストシーズン(PS)は8日(日本時間9日)、ナショナル・リーグの地区シリーズ(S、5回戦制)第3戦が行われ…
大リーグのポストシーズン(PS)は8日(日本時間9日)、ナショナル・リーグの地区シリーズ(S、5回戦制)第3戦が行われ、ドジャースは本拠ドジャースタジアムでフィリーズに2―8で敗れて、対戦成績は2勝1敗となった。
第4戦は9日(日本時間10日)にドジャースタジアムで行われる。ドジャースが勝てば2年連続のリーグ優勝決定S(7回戦制)進出が決まる。
ドジャースは山本由伸が先発したが、五回途中6安打3失点で降板した。大谷翔平は「1番・指名打者」で出場し、5打数無安打だった。
大谷は一回の第1打席で左飛に打ち取られた。
ドジャースは三回、エドマンの左越え本塁打で1点を先取した。大谷は三回無死で迎えた第2打席は一ゴロだった。
山本は四回、今季のナ・リーグ本塁打王に輝いたシュワバーに、右翼席最上段への特大の同点ソロを浴びた。さらに左前安打、右前安打を許し、右翼手の三塁への送球が走者に当たってダッグアウトに飛び込む不運も重なり、勝ち越された。次打者には左犠飛を許し、1―3と追う展開になった。
山本は五回も先頭から連打を浴び、無死一、二塁のピンチを迎えたところで降板した。
大谷の第3打席は五回1死で空振り三振。第4打席は七回2死でフェンス手前の左飛だった。
ドジャースは八回、シュワバーの本塁打などで5点を奪われ大量リードを許した。大谷の第5打席は九回2死一、三塁で右飛に倒れた。
鈴木誠也と今永昇太のカブスは本拠でブルワーズに4―3で勝ち、1勝2敗とした。鈴木は「4番・右翼」で出場し、4打数1安打だった。
アメリカン・リーグは第4戦があり、ブルージェイズがヤンキースを破って3勝1敗とし、リーグ優勝決定Sに一番乗り。タイガースはマリナーズに大勝して2勝2敗とした。(ロサンゼルス=安藤仙一朗)