チザムが地区シリーズ第3戦で勝ち越しの一発を放った(C)Getty Images ヤンキースが現地時間10月7日、本拠地…

チザムが地区シリーズ第3戦で勝ち越しの一発を放った(C)Getty Images

 ヤンキースが現地時間10月7日、本拠地でブルージェイズと地区シリーズ第3戦を戦い、9-6で勝利した。

【動画】ポストシーズンの大舞台で「あくび」の失態 批判を浴びてしまったチザム

 この試合、3回までに3-6とヤンキースが3点差を追う展開となっていたが、3回は二塁の守備に就くジャズ・チザムがあくびをするシーンがSNS上で拡散され、米メディア『EssentiallySports』は「理由が何であれ、ジャズ・チザムが試合中にあくびをしているのを見たファンは、我慢できなかった」と記した。

 同メディアは「チザムはそれを『落ち着いた自信』と呼ぶかもしれないが、ニューヨーク(のファンやメディア)はそれを『軽率な傲慢さ』と呼んでいる。もしブルージェイズが勝てば、あのあくびは野球界で最もリプレイされる嘲笑になるかもしれない」と指摘していた。

 しかし、ヤンキースは4回にアーロン・ジャッジの3ランで同点に追いつくと、今度はあくびをしていたチザムが、5回に右翼席へ確信のポストシーズン1号ソロを放って勝ち越しに成功した。

 1敗でもすれば地区シリーズで敗退が決まるヤンキースだったが、5点差をひっくり返して底力を見せつけた。負けていればチザムの姿勢に批判が集中していた可能性が高いが、それを一掃する勝ち越しの一発で、チームを窮地から救った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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