◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前(7日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd…

コリン・モリカワの最新14本を見る

◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 事前(7日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)

今週の注目選手の一人、コリン・モリカワ。一昨年「ZOZOチャンピオンシップ」で勝って以来、丸2年、優勝から遠ざかっている。彼のキャディバッグをのぞいてみると、まさに試行錯誤している部分に変化が見られた。

ことしはストロークゲインドパッティング(パッティングのスコア貢献度)が全体147位とグリーン上のパフォーマンスが足を引っ張っており、新たにテーラーメイドのスパイダーパターをバッグに入れていた。

新しいスパイダーを投入

ことし使っていた「スパイダーツアーV」とは違うモデル、「スパイダーツアーX」を投入。「X」はロリー・マキロイ(北アイルランド)やスコッティ・シェフラーも使うトッププロに人気のモデルで、モリカワはクランクネックのモデルをチョイスした。理由を聞くと、「僕はブレードが好きでずっと使って来たけど、スパイダーみたいなパターをトライしている最中なんだ。Lネック(クランクネック)にしたのは、ブレードの感覚で打てるからいいのさ」と言う。

黒ヘッドに白のサイトラインが入るデザインだ。「いつもは(目印の)ドットを入れてもらうんだけど、今回はシンプルな長い線にしたよ。アライメントが取りやすくて気に入っているよ」。シャフトはディアマナのカーボンシャフトを装着している。「スチールのようなしなり感もありつつ、さらにトルクが少なくてシャフトが捻じれないからスムーズにストロークできる」と評価している。

Qi10LSを使用

パター以外のクラブを見ると、ドライバー「Qi10 LS」や長期政権3W「SIM」、5W「Qi10」などウッド系は使い慣れたモデルを継続。4番アイアン用に新しくドライビングアイアン「P・DHY」を入れた。5、6I「P7CB」と7I~PW「P730」のコンボセットは健在で、ウェッジは新しい「MG5」の3本セットに移行していた。

2年前に優勝を果たした相性のいい日本で、久しぶりのツアー7勝目なるか。グリーン上のパフォーマンスがカギを握るのは間違いない。

<コリン・モリカワの14本>

ドライバー:テーラーメイド Qi10 LSドライバー(9度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ D-Limited(重さ60g台、硬さTX)

SIMとQi10を愛用中

フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM(3番14度)、テーラーメイドQi10(5番18度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナ D-Limited(重さ80g台、硬さTX)

ドライビングアイアンを投入していた P730は替えられない

アイアン:テーラーメイドP・DHYアイアン(4番)、P7CB(5、6番)、P730(7番~PW)
シャフト:トゥルーテンパーダイナミックゴールド(X100)

ロブウェッジもMG5

ウェッジ:テーラーメイド MG5(50、56、60度)
シャフト:トゥルーテンパーダイナミックゴールド(S400)

パター:テーラーメイド スパイダーツアーX
シャフト:ディアマナ パターシリーズ(重さ105g、硬さ1.0)

人知れず「TP5」へ

ボール:テーラーメイド TP5