来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年秋季関東地区高校野球大会の抽選が9日に予定されている。 18日に開幕する…

来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年秋季関東地区高校野球大会の抽選が9日に予定されている。

 18日に開幕する大会には、関東地区各県代表15校が参加。センバツ選考が確実視される4強入りを目指して熱い戦いを繰り広げる。ベスト4までのブロックがどんな組み合わせになるのかに注目が集まる。

 7日に神奈川の決勝が行われ、横浜が優勝。これで各県大会の日程が終了し、出場校の順位も確定した。

 その横浜は2019年、2020年の健大高崎(群馬)以来、5校目の大会連覇を狙う。ここまでの優勝回数の最多は作新学院(栃木)の6回。ついで桐生(群馬)、東海大相模(神奈川)、浦和学院(埼玉)の5回。4回の横浜が2位タイ浮上を狙う一方で、浦和学院がトップタイの6回目の優勝も目指すことになる。

 優勝校を県別でみると、一番長く優勝校が出ていないのが意外にも埼玉県。2014年に浦和学院が優勝して以来、10年間優勝校が出ていない。花咲徳栄、浦和学院の「2トップ」がこの流れにストップをかける。

 また、ここ2年は連続して開催県の優勝チーム、いわゆる「スーパーシード」と言われるチームが、関東大会も制している。今年の開催地、山梨県で優勝した山梨学院も、この流れに乗りたいところだろう。

 優勝チームに与えられる明治神宮大会出場をかけた争いにも関心が集まる。