来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年の第78回秋季東海地区大会の抽選会が7日に予定されている。18日に愛知で…

来年春センバツ選考の重要参考資料となる2025年の第78回秋季東海地区大会の抽選会が7日に予定されている。18日に愛知で開幕する大会には、東海地区4県の上位チーム計12校が参加。来年春のセンバツ(3月19日開幕)の切符3枚をかけた争いが繰り広げられることになる。

 静岡では聖隷クリストファーが今年の春から3季連続で県大会を制した。この夏甲子園でも活躍した左腕エース高部 陸投手(2年)を中心に、守り勝ってきた。チームが公式戦で2ケタ得点を挙げて勝利したのは、昨年夏の県大会3回戦が最後。それ以降34試合を戦って29勝5敗だが、敗れた試合でも2ケタ失点はない。投手力、守備力を誇って静岡県内では18連勝中(予選も含む)を誇っている。

 なかでも最速147キロ左腕・高部の存在は大きい。この秋の静岡大会では5試合すべて先発完投し、45回を投げて、51三振を奪い、失点はわずか3だった。内訳は以下の通り。

2回戦 日大三島戦 9回6安打12三振0失点
3回戦 知徳戦 9回7安打9三振1失点
準々決勝 磐田東戦 9回5安打7三振0失点
準決勝 常葉大菊川戦 9回9安打10三振1失点
決勝 掛川西戦 9回5安打13三振1失点

 初戦の日大三島との大一番で完封すると、3回戦で1失点完投、準々決勝では完封勝利を挙げた。常葉大菊川との東海大会出場をかけた準決勝で1失点完投勝利。2回以降は得点を与えず無四球で10個の三振を奪った。決勝でも1失点完投勝利。しかも2試合連続の無四球2ケタ奪三振となる13三振を奪って見せた。大事な準決勝、決勝の18イニングで四死球が1つもなく、2試合の奪三振率は11.5にも上る。

 複数投手による継投が主流となっている現代の高校野球のなかでは異彩を放つ。今年の夏の甲子園を制した沖縄尚学の末吉 良丞投手(2年)と並び、左腕として大注目の存在となっている。

 センバツがかかる勝負の東海大会。聖隷クリストファーの初戦の相手、組み合わせが注目される。