(5日、第78回秋季関東地区高校野球茨城県大会準決勝、茨城3―6下妻一) 低く、鋭く打つ。チームで決めたことを徹底する…
(5日、第78回秋季関東地区高校野球茨城県大会準決勝、茨城3―6下妻一)
低く、鋭く打つ。チームで決めたことを徹底する。
四回裏、1点を先制した直後の1死一、二塁の場面。打席が回ってきた下妻一の橋本一輝(1年)は、4球目の高めの直球を振り抜いた。センターへ、この試合チーム唯一の長打となる適時二塁打を放ち、さらに1点を入れた。塁上でガッツポーズ。「チームに迷惑をかけていたので、ホッとした」
鶴見和輝監督が「センスがある」と評するが、秋の県大会3試合では12打数1安打と不調。ポジションは遊撃手で、この日の初回の守りでは失策も出た。悔しさをはらしたい。ここぞの場面で、実力を見せられた。
序盤に足が動かない。筋力が足りない。
試合後、課題を口にした。ただ、まだまだ伸び盛り。創部120年を超える下妻一で、初の関東大会出場を決めた。
一輝と書いて、「いつき」と読む。名前の通り、「今日は一番輝けました」。1年生は、あどけなく笑った。(後藤隆之)