高校野球の秋季近畿大会大阪府予選は5日、GOSANDO南港野球場で準決勝があり、近大付が23年ぶり、大阪桐蔭が9年連続…

 高校野球の秋季近畿大会大阪府予選は5日、GOSANDO南港野球場で準決勝があり、近大付が23年ぶり、大阪桐蔭が9年連続の決勝進出を決めた。近大付は太成学院大に6―4で、大阪桐蔭は金光大阪に2―0で勝った。決勝と3位決定戦は12日に同野球場で行われる。

 近大付と大阪桐蔭は、上位3校が進出する近畿大会(18日開幕、奈良・さとやくスタジアム)の出場権も獲得した。近大付は8年ぶり、大阪桐蔭は12年連続の近畿大会となる。(渋谷正章)

 ◎…序盤に打線がつながった近大付が勝利をつかんだ。一回、小久保の二塁打をきっかけに追いつき、二回は小久保、谷口の適時打で4点を勝ち越した。太成学院大も六回に小林の適時打で2点を返すなど粘り強く反撃したが、及ばなかった。

 ◎…大阪桐蔭が先発吉岡の力投で競り勝った。速球を中心に七回まで一人の走者も許さなかった。八回に初安打を許したが、ペースを乱すことなく投げきって完封した。金光大阪の先発井上も粘り強く投げたが、序盤の失点が痛かった。

■決勝進出の2校、1番打者が活躍

 決勝進出を決めた2校はともに1番打者が打線を引っ張った。

 近大付の1番小久保成逢(せいあ)選手(2年)は一回、右中間二塁打で出塁。二回には2死一、二塁から中前適時打で追加点をたたき出した。プロ野球ソフトバンクの小久保裕紀監督が伯父ということで注目されるが、「ここからが本番。近畿大会も勝って選抜出場を決める」と表情を緩めなかった。

 大阪桐蔭の1番藤田大翔(ひろと)選手(2年)は一回に左前安打で先取点につなげ、二回には右中間へ適時二塁打。捕手としても完封勝利に貢献した。「今年は一度も甲子園に行けなかった。その悔しさを晴らしたい」と力を込めた。(渋谷正章)