◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープン 最終日(5日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6616yd(パー72)◇雨(…
◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープン 最終日(5日)◇チェリーヒルズGC(兵庫)◇6616yd(パー72)◇雨(観衆7439人)
29歳の堀琴音が国内メジャー初優勝をナショナルオープンで飾った。単独首位か5バーディ、1ボギーの「68」で回り、後続に2打差をつける通算19アンダー。2日目以降の54ホールで喫したボギーはこの日の前半5番の1個だけという安定したラウンドで、2017年に畑岡奈紗がマークした大会最少ストローク「268」まで1打差に迫った。
アマチュア時代からツアーで活躍し、2014年のプロテストに合格。順調にステップを踏んでいたが、18年には賞金ランキング114位に沈んでシードを手放す大不振も経験した。復活を遂げて21年「ニッポンハムレディスクラシック」でツアー初優勝。通算3勝目は24年12月の結婚発表後、うれしい初タイトルでもあった。
2016年大会では当時アマチュアの畑岡に敗れて1打差2位。感極まるシーンがあった優勝インタビューでも9年前の戦いに触れた。「この景色を夢見て頑張ってきました。やっぱり私は9年前に負けたことがいまだに、心の中でモヤモヤがあった。女子オープンで勝つことで認められる感じがするので、この試合で勝つために頑張ってきたので良かったです」と重みをかみ締めた。
どん底からはい上がってきた経験が前夜からの緊張に打ち勝つ支えとなった。「私はあれから山あり谷ありでシードも落としたし、球も真っすぐ行かない、アプローチも寄らない、パターも入らないと絶望的なこともあったんですけど、その絶望的なところから頑張れたっていうのが、きょうの18ホールを乗り越えられた(要因)かなと思います」と少しだけ胸を張った。
今季3勝でメルセデスランキング1位の佐久間朱莉が「65」で17アンダー2位。1打差2位から出た15歳のアマチュア廣吉優梨菜(福岡第一高)は15アンダー3位。15歳218日の「日本女子オープン」史上最年少優勝、2016年大会の畑岡に続くアマ制覇の快挙はならなかった。
大会レコードに並ぶ8アンダー「64」と爆発力を見せた神谷そら、天本ハルカ、木村彩子、申ジエ(韓国)、高木優奈が13アンダー4位で並んだ。
米ツアーからスポット参戦の古江彩佳は「68」で12アンダー9位に順位を上げ、3大会連続のトップ10入り。「65」で巻き返した河本結のほか、阿部未悠、小林光希が同順位で終えた。
<最終成績>
優勝/-19/堀琴音
2/-17/佐久間朱莉
3/-15/廣吉優梨菜(アマ)
4T/-13/神谷そら、天本ハルカ、木村彩子、申ジエ、高木優奈
9T/-12/古江彩佳、河本結、阿部未悠、小林光希