今週からは開催が「東京・京都」の2場へ。 重賞は日曜日にふたつ。東京競馬場で毎日王冠(GII・芝1800m)、京都競…

 今週からは開催が「東京・京都」の2場へ。

 重賞は日曜日にふたつ。東京競馬場で毎日王冠(GII・芝1800m)、京都競馬場では京都大賞典(GII・芝2400m)が行われる。

 過去10年データを使って馬券のヒントを探るこのコーナー。今週はGII・毎日王冠をピックアップして、馬券のヒントと狙いどころを探っていこう。

1.過去8年馬券圏内はすべて6番人気以内

 いつものように、まずは上位人気馬のチェックから。

 毎日王冠では過去10年、1番人気馬は8勝という圧倒的成績。重賞のなかでもかなり珍しいレベルで1番人気馬が強い。成績は[8-1-0-1]。23年にソングライン2着、17年にソウルスターリング8着以外は「すべて1番人気馬が勝っている」という堅いレース。

 ちなみに8勝中7頭は「関東馬」。8勝のうち「3歳馬」が4勝、「牝馬」が2勝。22年のサリオスは5歳牡馬だったが20年の3歳時に一度勝っている再好走だった。

 一方、2番人気馬成績は[0-2-1-7]と成績不振。3番人気馬は[1-3-1-5]でまずまず。ちなみに近8年は、馬券圏内はすべて6番人気以内の組み合わせ。全体的には堅く収まりやすいレース傾向にある。

2.荒れるには頭数立てがキーになる?

 10頭ちょっとの少頭数になることが多いレース。過去10年でもいちばん少なかったのが、10頭立て(19年・22年)。どちらも4番人気以内での馬券決着だった。

 これ以外の8年は頭数11〜14頭立て。いちばん多かったのが昨年24年の14頭立て。過去10年データからは外れるが14年は15頭立てで大荒れとなっていた。さらに12年も16頭立てで波乱となっていた。今年も頭数立てが11頭と少な目で堅い決着となるのか…。

3.枠はやや外有利?

 過去10年の勝ち馬は、1・3・5枠からが1勝ずつ。6・8枠が2勝ずつ。7枠が3勝となっている。勝ち馬に関しては「外枠がやや有利」。

 しかしこれを3着までの馬券圏内30頭にすると、2枠が1頭、3枠が2頭とかなり少な目。4枠から8枠が4〜5頭となっていて、やはり外枠のほうがやや多いという結果になっている。

4.ローテーションはどこからが良い?

 19年から21年までは3年連続で3歳馬が優勝。22年は3歳勢の出走がなかったが、23年はエルトンバローズ、24年はシックスペンスとやはり3歳勢が優勝していた。つまり近年では3歳馬が出ていれば勝ち馬は3歳馬濃厚ということ。
 過去10年、3歳で勝っている5頭の前走は、日本ダービーからが3頭、安田記念、ラジオNIKKEI賞からが1頭ずつとなっている。今年は唯一出走の3歳馬サトノシャイニングが前走日本ダービーから。セオリーとしては可能性大となる。

 馬券圏内30頭を見ると、「前走安田記念3着以内」が3勝。2・3着にも安田記念組が6頭と相性がいい。さらに「前走エプソムC1着馬」が2勝、2着1回という好成績だ。

 昨年は、安田記念上位3頭勢、前走エプソムC1着馬がすべて不在で、結果前走日本ダービー9着シックスペンス1着、2着にはGIII函館記念1着ホウオウビスケッツ、3着には前走GIII中京記念3着エルトンバローズとなった。

 今年はまず唯一の3歳馬サトノシャイングが候補筆頭。セオリーからすれば関西馬という点がどうかだけ。牝馬はチェルヴィニアとラファドゥラがいる。安田記念とエプソムCの上位勢は不在。安田記念組は13着ロングランだけ。あとは昨年2着ホウオウビスケッツ、過去2年連続でこのレースで馬券になっているエルトンバローズの2頭も上位候補になるのかも。