大谷は第2戦でもアーチをかけるだろうか(C)Getty Images 同僚スターも舌を巻く衝撃のパフォーマンスだった。 …

大谷は第2戦でもアーチをかけるだろうか(C)Getty Images

 同僚スターも舌を巻く衝撃のパフォーマンスだった。

 現地時間9月30日、ドジャースの大谷翔平は、本拠地ドジャースタジアムで行われたレッズとのワイルドカードシリーズ第1戦に「1番・DH」として先発出場し、初回に先頭打者弾、6回に2ランをマークするなど、5打数2安打3打点と大暴れ。いきなりの“ショータイム”で打線を活気づけ、10-5のチーム勝利に貢献した。

【動画】勢いが止まらない!大谷がPS初戦で圧巻の2発目のアーチをかけたシーン

 まず第1打席でレッズの先発ハンター・グリーンと対峙すると、4球目に投じられた100.4マイル(約161.6キロ)の内角直球を捉え、打球速度117.7マイル(約189.4キロ)を計測する右翼席への先制ソロをマーク。そして6回2死一塁の第4打席では、3番手コナー・フィリップスの3球目スイーパーをたたき、右中間席への特大アーチをかけた。これがプレーオフで自身初となる1試合2発だ。

 この活躍には、周囲も賛辞を惜しまない。中でも7回2失点と好投した先発ブレイク・スネルは、試合後、ドジャース専門サイト『Dodger Blue』などの取材に応じ、「あの先頭打者弾が試合の流れを作ってくれた」と絶賛。「そこから攻撃的な意識で次のイニングを無失点に抑え、打線にリズムを与えることができた」と展開を振り返っている。

 また、4打数2安打、1四球と活躍したムーキー・ベッツは、「ショウヘイが先頭で口火を切り、僕らにエネルギーを与えてくれた」と感謝のコメント。「毎試合が重要。良い打席を送り、自分たちを信じ、バトンを渡し、ドジャースらしい野球をすることが本当に大切だ」と続け、「ショウヘイについては、もうこれ以上、何も言葉がないくらいだ」とその圧倒的な存在感を称えていた。

 今季もポストシーズンで好発進を切っている大谷。目標のワールドシリーズ連覇へ今後の戦いからも目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】地区S進出王手も消えぬ“懸念” PS初戦から不安定なド軍ブルペン陣…「112億円男」の真価が問われる

【関連記事】「これがMVPの実力だ!」大谷翔平PS初の1試合2発、先頭打者アーチに138メートル特大弾…圧巻のムーンショットに米驚愕「まさに破壊的だ」

【関連記事】「久しぶりに真美子さんの姿が見られて、嬉しい」勝負のPS初戦にドジャース夫人会も気合の集合!「ひときわ美しい」