7月12日の函館芝1800mの新馬戦をレコード勝ちしたマルガ(栗東・須貝尚介厩舎)。9月18日にノーザンファーム空港…
7月12日の函館芝1800mの新馬戦をレコード勝ちしたマルガ(栗東・須貝尚介厩舎)。9月18日にノーザンファーム空港から栗東へ帰厩しており、次走予定のアルテミスステークス(10月25日・東京芝1600m)に向けて調整している。
今朝はCWでの追い切り。前方には同厩舎のリラボニートがいたものの、向正面の時点からその距離は離れており、併せ馬というよりも、前を見ながらといった感じ。6F標識の入りは決して速くなかったが、その後が14秒台、13秒台と速くなっていく。
そして、ラスト3Fのラップはすべて12秒台。いかにもスピードの持続力タイプという走りで、前走のレコード勝ちも納得。ゴール前は無理せず流したという感じだが、それでも12秒前半でまとめるところが身体能力の高さだろう。
時計は6F81.0〜5F64.9〜4F50.2〜3F36.9〜3F24.2〜1F12.3秒。デビュー前にCWで追い切ったことがあり、6月4日のCW6F時計が82.9秒。全体を大幅に縮めてきたところは素晴らしいが、当時はラスト1Fが11.4秒だったので、本気で追い切った時にどのくらい時計を詰めるかは興味深いところ。レースまではまだまだ日があるだけに、これからの追い切りにも注目したい。
(取材・文:井内利彰)