サッカーJ2水戸ホーリーホックは、28日にホームのケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)で藤枝MYFCと対戦し、2―0で…

 サッカーJ2水戸ホーリーホックは、28日にホームのケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)で藤枝MYFCと対戦し、2―0で破った。主力選手をけがなどで欠くなかチーム力の高さを発揮。6試合ぶりの勝利を飾り、首位を守った。

 水戸は、FW渡辺新太選手が前節のいわきFC戦で右ひざを負傷し、MF斎藤俊輔選手も、チリでのU―20ワールドカップ代表に選ばれチームを離れている。

 それでも28日の試合には8千人を超える観客が駆けつけ、多くの水戸サポーターが後押しした。

 前半32分、右サイドでパスを受けたDF飯田貴敬選手がゴール前まで運び、中央へ折り返すと、駆け込んできたMF山本隼大選手が右足で合わせて先制ゴールを決めた。

 後半30分には、右コーナーキックを任されたDF大森渚生選手が左足を振り抜くと、ボールはカーブして左隅のゴールネットに直接吸い込まれ、貴重な追加点に。このリードを最後までしっかり守り切った。

 水戸は16勝10分け5敗の勝ち点58。前節まで勝ち点で並んでいた2位のV・ファーレン長崎が引き分けたため、勝ち点差は2に広がった。次節は10月5日、アウェーで愛媛FCと対戦する。(原田悠自)