島根県高校秋季野球大会(県高校野球連盟、県教育委員会主催)は28日、松江市営野球場で決勝があり、島根中央が2―0で石見…

 島根県高校秋季野球大会(県高校野球連盟、県教育委員会主催)は28日、松江市営野球場で決勝があり、島根中央が2―0で石見智翠館を破って初優勝を果たした。3位決定戦は、立正大淞南が6―2で矢上を下した。上位3校は山口県で10月24日から開催予定の中国大会に出場する。(堀田浩一)

 ◎…島根中央が序盤に挙げた2点を守り切った。二回、2者連続四球と森脇の左前安打で無死満塁とし、山田隆の二塁ゴロが併殺となる間に三塁走者が生還し、先制。さらに山田晃の三塁ゴロが敵失を誘い、1点を追加した。

 石見智翠館は一回、三回に1番の吉村、2番の有村が出塁し、無死一、二塁の好機を作ったが、あと1本が出なかった。(堀田浩一)

 島根中央の右腕・塩崎孔耀(こうき)投手が、粘り強い投球でチームを初優勝に導いた。

 塩崎投手は今大会の初戦から先発としてマウンドに上がり、前日の立正大淞南との準決勝では141球を投げて完投した。

 この日も立ち上がりに苦しんだ。一回裏、石見智翠館の先頭打者、次打者に安打を打たれて、ピンチを迎えた。

 「もともと立ち上がりに苦しむタイプなんで」。四球を与えて2死満塁となった場面でも、自信のある直球で三振に。慌てることなく、徐々にギアを上げてゆく。二回以降は連打を許さず、無失策の堅守にも支えられ、強力打線を抑え込んだ。

 主将を務める。「課題をつぶし、中国大会で勝ち上がれるチームにしていきたい」。風格もにじみ出てきた。(堀田浩一)