吉田の復調に米老舗誌も注目しているようだ(C)Getty Images レギュラーシーズンの最終局面に来て、この男が存在…

吉田の復調に米老舗誌も注目しているようだ(C)Getty Images

 レギュラーシーズンの最終局面に来て、この男が存在感を放ち続けている。

 レッドソックスの吉田正尚は現地時間9月23日から敵地で行われたブルージェイズ戦3連戦で計5安打を記録し、24日の2戦目では今季第3号本塁打も放った。前回のレイズとのカードから6試合連続安打をマークするなど、打線の中軸として期待に応える結果を残している。

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 プレーオフ進出を争うブルージェイズとの今回の3連戦で、レッドソックスは2勝1敗と勝ち越し。2つの貴重な白星を掴んだゲームでは吉田のバットからチャンスが生まれ、得点に繋がっている。

 4-1で勝利した初戦で吉田は2回の第一打席でライト線への2塁打で出塁。その後、味方の安打で背番号7が先制のホームを踏んだ。続く2戦目では初回のランナーを置いた場面で、またもライト線へ弾き返しこれが先制のタイムリーヒットに。さらに5回にはマックス・シャーザーから一発を放っており、吉田は計2打点で8-1の白星に貢献した。

 続く3戦目は1-6で敗れたものの、吉田は最終打席に内野安打で出塁し、連続安打を6試合に伸ばしている。プレーオフ争いが熾烈さを増す中、9月の月間打率は3割を超えるなど、まさに吉田のバットがチームに勢いをもたらしていることは明らかだ。

 米メディア『Sports Illustrated』も吉田の好調ぶりに目を見張っている。現地時間9月25日、「不評だったスラッガーが突如プレーオフのXファクターに」と銘打ったトピックを配信。昨オフの肩の手術の影響により夏場から試合出場を果していた吉田の現在のパフォーマンスを称えている。

 同メディアは、吉田が7月の復帰以降で打撃が「不振を極めていた」と状態を振り返っており、その上で、「ところが9月に入ってからヨシダはひそかに調子を上げており、今週のブルージェイズ戦でのレッドソックス2連勝の立役者となった」と指摘。続けて、「この勢いを維持できれば、10月にはレッドソックスにとって大きな力となりそうだ」などと見通している。

 さらにトピックでは、「レッドソックスファンはみなアレックス・ブレグマンの復調、トレバー・ストーリーの好調維持、ウィリアー・アブレイユの復帰後の再浮上を願っていた。しかしブルージェイズが密かに最も警戒していたのは、このシリーズに臨むヨシダだった」として、2試合連続でマルチ安打を記録したバットマンを称賛。

 また、ここからの戦いも見据え、「ヨシダのボストンでの将来がどうなるにせよ、この数週間は間違いなく大きなXファクターとなる」と強調しながら、「今のペースを維持できるなら、熾烈な争いが続くアメリカン・リーグでボストンが旋風を巻き起こすと考えても不思議ではない」として、吉田とチームの飛躍に期待を寄せている。

 現在のレッドソックス打線で、誰よりも勝負強さを見せつけている吉田。間もなく決着となるワイルドカード争いでも、そのバッティングにより試合が決する場面が訪れても不思議ではないだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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