◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日(21日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6600y…

課題でもあるアイアンショット

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 最終日(21日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6600yd(パー72)◇晴れ(観衆7053人)

神谷そらが今季ツアー2勝目、通算4勝目を挙げた。最終日に69をマークし、通算13アンダーで首位タイから抜け出す逃げ切り劇を生んだポイントは、フェアウェイキープ率54.76%(41位、23/42)と苦しんだティショットをリカバリーし、パーオン率81.48%(15位、44/54)を支えたセカンドショットにあった。

シーズンスタッツのドライビングディスタンス261.97ydはトップ。ツアー屈指の飛ばし屋とあって、パー4でグリーンを狙うショットはアイアンを手にする機会が多い。現在使用中のキャロウェイ XフォージドSTAR(5番)と6番以下のXフォージドは昨年末に投入を決めた。

「クラブを替える時、アイアンは時間がかかる方なんですけど、今回は組んでもらって、2、3日使って“これでいいや”と思えました」。重視する「顔」と「打感」は申し分なく、冬場のテストで他のメーカーのアイアンより距離も出た。最大の決め手は感性に応えてくれるかどうか。「一番欲しいものは感覚というか。例えば風に応じて抑えて打つ時に操作性の高いものであって欲しい」。9番、PWは使い過ぎて溝が摩耗し、2本目に入れ替えており、鉛を貼って調整中だという。

今季の大きなテーマは、プロ3年目で初めて70%を超えてきたパーオン率の向上。アイアンは今後も神谷のゴルフを形成する重要なポイントになる。

<最終日のクラブ>

ドライバー:キャロウェイ エリート◆◆◆(9度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダーNXゴールド(50g台、硬さX)
グリップ:イオミック

フェアウェイウッド:キャロウェイ エリート◆◆◆(3番15度)
シャフト:藤倉コンポジット 24 VENTUS BLACK(50g台、硬さX)

ユーティリティ:キャロウェイ APEX UW<2022年>(19度)、タイトリスト GT3(4番21度)
シャフト:APEX=藤倉コンポジット 24 VENTUS BLACK(60g台、硬さX)、GT3=藤倉コンポジット VENTUS BLACK HB(80g台、硬さS)

アイアン:キャロウェイ Xフォージド STAR(5番)、Xフォージド(6番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド105(S200)

ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10(48度、54度)、ボーケイ ウェッジワークス(58度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド105(S200)

パター:オデッセイ Ai-ONE GIRAFFE-BEAM JAILBIRD MINI

ボール:キャロウェイ クロムツアー◆◆◆