女王の不在が話題となった東京2025世界陸上の女子やり投決勝で、新たな歴史が刻まれた。20日、決勝で頂点に立ったのはエク…

“女王”の不在が話題となった東京2025世界陸上の女子やり投決勝で、新たな歴史が刻まれた。20日、決勝で頂点に立ったのはエクアドルのJ・アングロであった。彼女にとっては初の世界タイトルであり、母国にとっても快挙となった。

アングロは決勝で65mを超える力強い投擲を見せ、安定感と勝負強さを発揮した。ラトヴィアのアネテ・シエティナやオーストラリアのマッケンジー・リトルといった強豪も力を示したが、最終的にアンギュロが群を抜く記録で金メダルを手にした。彼女は2025年シーズン序盤から好調を維持しており、世界選手権での勝利はその実力を裏付けるものとなった。

SNS上では称賛の声が相次ぎ、予想を超えるドラマに多くのファンが熱狂した。日本勢の北口榛花は決勝に進めなかったが、世界の頂点を狙うライバルたちのパフォーマンスは、日本陸上界にとっても大きな刺激になった。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部