<令和7年度全国高等学校秋季千葉大会:木更津総合13ー12千葉経大付>◇21日◇2回戦◇ゼットエーボールパーク 千葉経大…

<令和7年度全国高等学校秋季千葉大会:木更津総合13ー12千葉経大付>◇21日◇2回戦◇ゼットエーボールパーク

 千葉経大付が木更津総合に敗れ、惜しくも2回戦敗退となった。延長タイブレーク11回の激闘となったが、あと1点及ばず涙をのんだ。

 序盤は西田 隼也内野手(1年)の適時打などで2回までに5点を奪取。その後は松崎 将監督が「集中打もありましたが、何点取っても高校野球は分からない」と選手に話したように、壮絶な打ち合いとなった。9回終了時点で6対6と決着が着かず、延長タイブレークに突入。11回には3つの四死球もあり3点を失ったのが痛かった。試合を通して12四死球と投手陣の制球力にも課題を残し、「もう少し出し切れたかなと思います。自分の心を強く持って、投げることが課題です」と松崎監督も口にしていた。

 今秋は初戦で甲子園出場の市船橋を7対6で競り勝った。連戦となった木更津総合戦も惜敗したが、あと一歩の所まで追い込んだ。「このチームは一生懸命で人間が素晴らしい。学校の先生からも応援されています。木更津総合さんとは実力差もありますし、中学時代の実績も違う。そういった意味では高校野球の本質を彼らが示してくれたと思います」と指揮官は、強豪校に食らいつく選手の姿勢を高く評価している。

 もちろん、敗戦で見えた課題を克服していくことも重要だ。松崎監督は選手にこの悔しさを問いかけ、春の上位進出を目指していく。

「常に言っているのは『惜しいはない』ということです。このわずかな差は大差。今回にサヨナラで勝てるチャンスが2回あった中でものにできなかったことは自分たちに矢印を向けなければいけない。この試合に出た課題を明確にして冬の練習に取り組みたいです」

 試合直後、挨拶の整列には涙をぬぐう選手も少なくなかった。「もし野球の神様がいるのなら彼らに勝たせてあげたかった」。指揮官が味わった悔しさは、春に選手達が晴らす。