◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 2日目(20日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6600y…
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 2日目(20日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6600yd(パー72)◇曇り(観衆5820人)
暫定カットラインに1打及ばぬ1オーバーからスタートした。植竹希望は出だし10番で3.5mを沈める理想的なバーディを奪い、前半に3つ伸ばして2アンダーへ。パー5の後半3番でボギーをたたき、嫌な思いがちらつき出した直後の4番(パー3)。「4番で同組の2人が先に長いバーディパットを決めてくれた」といいムードに乗じてバウンスバックを決めると、6番(パー3)で25mの超ロングパットを放り込んで3連続バーディ。4アンダーとして加速した。
通算5アンダー13位で、2023年「スタンレーレディス」以来のツアー予選通過を決めた。「ゴルフを辞めなくてよかったです」と目を潤ませた。24年4月に右股関節の手術を受けてツアーを長期離脱。体調が戻り、今季のスタートダッシュを期していた1月、都内のトレーニング合宿中に転倒して、右手首を骨折した。
「またか」と、落ち込む心に鞭を入れて、4月「ヤマハレディス」でツアーに復帰したが、予選落ち。右手の痛みを押して、下部ステップアップツアー8試合に出たが、思うような結果は出ない。「こんなゴルフをして、しょうもない…」と折れかける心を支えてくれたのは、先輩プロの一言だった。
「のぞみちゃんが出るんだ。なら私も頑張らなきゃね」。6月下旬「アース・モンダミンカップ」のマンデー予選会で、体調不良からの本格復帰を目指す元賞金女王・大山志保と同組で回った。48歳になってなお「50歳まではプレーしたいの」という大先輩の熱意に触れた。
今後は最終QT出場権を手にできるステップアップツアー優勝を第一目標に掲げる。だが、その前に主催者推薦で出場させてもらった今大会の最終日だ。「今月に入って、体に不安が全くなくなったんです。体は絶好調。そうなると気持ちも変わってきますね」。赤い目をして笑顔を浮かべ、約2年ぶりのツアー決勝ラウンドを全力で戦う。(愛知県美浜町/加藤裕一)