新井監督はチームを立て直すことができなかった(C)産経新聞社 広島は9月20日の巨人戦(東京ドーム)に1-3と敗れ、CS…

新井監督はチームを立て直すことができなかった(C)産経新聞社

 広島は9月20日の巨人戦(東京ドーム)に1-3と敗れ、CS進出の可能性が完全に消滅した。

 0-1の4回に状態のいい中村奨成が横川凱から8号ソロをマークし、同点に追いつくも、直後の4回に森翔平が失点。

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 二死満塁から砂川リチャードに痛恨の押し出し四球を与え、勝ち越しを許すと尚も二死満塁の場面でドラフト2位ルーキーの浦田俊輔に中前適時打を浴び、リードを拡げられた。

 振り返れば広島は今季ここまで、現在首位打者争いを繰り広げる小園海斗を擁しながら、チーム本塁打はリーグワーストの「70」と爆発力に欠いた。

 先発陣においてもチーム最多勝ち星は床田寛樹の9勝とチームに必須の「エースと4番」など、戦う形が見えなかったことも響いたとされる。

 昨季は9月の戦いまで首位を走りながら、巨人戦の大逆転負けを契機に失速、9月に月間20敗(5勝)の急失速で4位まで沈んだことも話題を集めた。

 迎えた今季は新井貴浩監督もチームスローガンに「遮二無二」を掲げ、チーム全体となって巻き返しを誓ったが、9月は6連敗を含む、5勝12敗と巻返せず。直近も4連敗と投打に精彩を欠いた。

 これには20日の試合の中継解説を務めた「ミスター赤ヘル」こと広島OBの山本浩二氏も「9月の成績の反省をどう生かすかですよ」と総括。もう1度原点に立ち返って、力強く戦うことを求めていた。

 新井監督となってからは2023年に2位と躍進、足をからめた機動力野球や、固定観念にとらわれない打線形成など、大きく盛り上がったが、翌24年は4位。今季も勝負の9月に粘りを示せず、CSを逃す結果となった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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