◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 初日(19日)◇ピナクルCC (…

8バーディ「63」の好スタートを切った勝みなみ

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 初日(19日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

午前組から展開された伸ばし合いをけん引する8アンダー「63」のロケットスタートでも、勝みなみは悔しそうだった。「そこがショックすぎて…」と言ったのは、フェアウェイキープ率。92.3%(12/13)と数字的には高水準でも、本人としては最終18番(パー5)での失敗1ホールの“ダメージ”が大きいという。

「私、いままで1ラウンド全部フェアウェイキープできたことがないんです。日本でもやったことがないから、フェアウェイキープのことばっかり考えていた」。序盤から快調に伸ばしていったスコアよりも、ティショットに全集中。18番もプレー面ではショックを引きずることなく8個目のバーディで締めくくった。

出だし1番で幸先よくバーディを奪うと、2連続となった2番(パー5)でスイッチが入った。手前から8m近いフックラインを決めきる直前、同組の竹田麗央がさらに長い距離を沈めてカップ際の切れ方を見せてくれたと感謝する。「そこでパットがすごく良くなった感じがする」。チャンスを逃したシーンでも、思ったところに打ち出せていた分、ストレスは少なかった。

グリーン上のプレーも上々

15日(月)に前週の会場だったオハイオ州から直線距離にして900㎞以上にわたる道のりを母・久美さんと運転を交代しながら移動してきた。開幕前にはちょっとしたアクシデントも発生。月曜のストレッチ中に違和感があったという右の太もも裏に痛みを感じ、大事をとって木曜のプロアマ出場を見合わせていた。

早朝のスタート前に圧縮して血行を促進し、痛みを和らげるサポーターも試したが、「圧縮が強すぎて足がしびれてきちゃって…。それはとりました」と苦笑い。テーピング処置にとどめ、ラウンド中もボールを拾ったりティペグを刺す際に右足を伸ばさないようにだけ注意。問題なく18ホールを回り切ることができた。

昨年大会は首位と3打差7位から出た最終日に「72」と落として失速。37位フィニッシュに悔し涙を流した3日間大会で、しっかり好発進を決めた。(アーカンソー州ロジャース/亀山泰宏)