MAX161キロの剛速球が魅力の阪神・工藤泰成(C)産経新聞社 阪神は9月18日の広島戦(マツダ)に7-2で快勝。対カー…

MAX161キロの剛速球が魅力の阪神・工藤泰成(C)産経新聞社
阪神は9月18日の広島戦(マツダ)に7-2で快勝。対カープは今季レギュラーシーズン19勝6敗の圧勝で終わった。
リードを5点に広げた8回には、5番手で23歳ルーキーの工藤泰成が登板。今年7月のフレッシュオールスターでMAX161キロを記録して話題となった右腕は、この日も最速157キロのストレートを軸に、わずか7球で1イニングを無失点に封じた。
【動画】強さの証明 2025年9月18日 【阪神 vs 広島】 佐藤義則の眼
ただ、9月11日の再昇格後、まだ2度目の登板とあって、評価は難しいところだ。現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した野球評論家の佐藤義則氏は、「大事なところでは、まだまだ使えないって思っています」と厳しく断じた。
名伯楽は9月19日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「今回は7球で終わったけど、まだまだ安定感にはほぼ遠いかな」と分析した。1軍通算16登板、15.2投球回で与四球12。「やっぱりコントロール。いいボールと悪いボールがはっきりしている」と指摘した。
ポテンシャルは誰もが認めるところで、佐藤氏も「ストライクさえ入れば、そんなに打たれるような投手じゃない」と見る。その上で「ボールをじっくり待たれて、フォークボールを空振りを取れないと、どうなるかな」と課題を投げかけた。
ファームでは26登板で、投球回数26.1。基本は1イニングで完了する試合が多かった。「調整させるんなら、1イニングじゃないよね。3、4イニング投げさせていかないと、コントロートってついてこない。1イニングでは結果オーライもいっぱいある」と持論を口にした。
「イニング投げて初めて覚えることもある。(今後は)2イニングくらい投げる可能性もあるわけだから、ファームで3回、4回投げて勉強させた方が、早く良くなると俺的には思っている。コントロールをつけるってなると、ゲームの中で投げた方がいい」
投手育成の現場を知り尽くす名伯楽ならではの“提言”。まだ荒削りながらも、大器の片りんをどう磨いていくのか。剛腕のこれからに目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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