◇欧州男子◇フェデックス フランスオープン 初日(18日)◇ゴルフ de サン・ノム・ラ・ブルテッシュ(フランス)◇6…

ハプニングもありながら…中島啓太は4位で大会を滑り出した(Stuart Franklin/Getty Images)

◇欧州男子◇フェデックス フランスオープン 初日(18日)◇ゴルフ de サン・ノム・ラ・ブルテッシュ(フランス)◇6977yd(パー71)

フランスのナショナルオープンが開幕し、中島啓太が6バーディ、2ボギーの「67」でプレー。後半15番の2打目に物音の影響とみられる“空振り”がストロークにカウントされない珍事もありながら、首位に3打差の4アンダー4位タイで滑り出した。

中島が4アンダーで迎えた15番、右セミラフからの2打目。アイアンを振り上げ、切り返す直前で物音が鳴り響いた。スイングを乱した中島のヘッドは空を切り、クラブを手放して周囲を見渡した。打ち直して入れたガードバンカーからカップインまで3打を要したが、記録上は3オン2パットのボギー。空振りはストロークにカウントされなかった。

中島啓太

ツアーのルールオフィシャルはストロークに含まれない条件として、『ダウンスイング中にボールを打たないことを決定し、クラブがボールに到達する前に意図的に中止する。停止できない場合は意図的に空振りをする』と説明。今回は“意図的な空振り”と判断されたとみられる。

川村昌弘は2バーディ、4ボギーの「73」で回り、2オーバーの114位と出遅れた。1つ伸ばして折り返した後半、3パットした12番(パー3)からの3連続ボギーで後退した。

単独首位で抜け出したのは9バーディ、2ボギーの7アンダー「64」をマークしたマーカス・アーミテージ(イングランド)。5アンダーの2位に、地元フランス勢で最上位につけたジュリアン・ガーリアと、米国ツアーを主戦場にするミンウ・リー(オーストラリア)が続いた。