開業21年目の北出成人厩舎にとって初の1億円馬となるコスモフィレンツェ(牡2)が、日曜阪神5Rの2歳新馬(芝1800…
開業21年目の北出成人厩舎にとって初の1億円馬となるコスモフィレンツェ(牡2)が、日曜阪神5Rの2歳新馬(芝1800m)で注目のデビュー戦を迎える。
コスモフィレンツェは父コントレイル、母タムニア、母の父Nathanielの血統。母は仏のG3の勝ち馬。半姉のテレサは先週のローズSで2着だった。馬名の意味由来は「宇宙(ラテン語)+芸術の街フィレンツェ。優雅さと神秘」。24年のセレクトセール1歳で1億500万円(税抜)で取引された。
ここまで攻め量こそ多くないものの、坂路とCWでハイレベルの動きを見せている。アクティブミノルやグァンチャーレ、エーポスやサクセスエナジーなど、渋い血統の馬で数々のタイトルを手にしてきた「栗東のいぶし銀」北出成人調教師。そんな隠れた名トレーナーにとって初のミリオンホース、そして2頭目のノーザンファーム生産馬となるコスモフィレンツェがどんな走りを見せるのか。とにかく目が離せない一戦となる。