◇国内シニアメジャー初戦◇日本シニアオープン選手権 事前情報◇相模原GC東C(神奈川)◇6997yd(パー72)国内シ…

ディフェンディングチャンピオンはチェ・ホソン(提供:JGA)

◇国内シニアメジャー初戦◇日本シニアオープン選手権 事前情報◇相模原GC東C(神奈川)◇6997yd(パー72)

国内シニアのナショナルオープンが18日(木)に開幕する。72ホールの4日間大会にかかる賞金はシーズン最高額の総額8000万円(優勝1600万円)。50歳以上のゴルファー日本一の称号をかけた戦いの火ぶたが切られる。

1991年に日本ゴルフ協会(JGA)と日本プロゴルフ協会(PGA)の共催競技とした始まった大会は、98年以降JGAが単独で開催し現在に至る。初回の91年から金井清一が3連覇した後、94年から青木功が4連覇。青木はさらに2007年に前人未到の大会5勝目を、65歳58日の最年長優勝記録で飾った。

ことしの会場となる相模原GC東Cではレギュラークラスの「日本オープン」を過去3度にわたって開催。2007年大会では谷口徹が国内メジャータイトルを勝ち取った。当地で04年にクラブチャンピオンに輝き、今回JGAの特別承認を受けて出場するプロ野球・巨人軍元監督の原辰徳氏のプレーも話題を呼びそうだ。原氏は伊澤利光プラヤド・マークセン(タイ)と予選ラウンド同組になった。

2025年のシニアツアーは7試合を消化し、2勝のルーキー・岩本高志が賞金レースを引っ張る。2位には同じく2勝の宮本勝昌。3位のマークセンは大会4勝(16、17、18、22年)で、青木の最多優勝記録に並ぶ可能性をふくらませてティオフする。

千葉カントリークラブ川間コースで行われた前年大会王者のチェ・ホソン(韓国)らレギュラー時代に活躍した多くの選手がエントリーした。

<主な出場予定選手>
チェ・ホソン伊澤利光今野康晴岩本高志兼本貴司川岸良兼久保谷健一倉本昌弘桑原克典鈴木亨谷口徹手嶋多一、原辰徳(アマ)、平塚哲二深堀圭一郎プラヤド・マークセン増田伸洋宮本勝昌