現地9月12日、イングランドFA女子スーパーリーグが行われ、マンチェスター・シティWFCが2−1でブライトンWFCに勝…

 現地9月12日、イングランドFA女子スーパーリーグが行われ、マンチェスター・シティWFCが2−1でブライトンWFCに勝利。なでしこジャパンMF長谷川唯が決勝ゴールを決めた。

 昨季4位に終わったマンチェスター・シティは開幕戦で、王者チェルシー・ウィメンと対戦し、浜野まいかにゴールを決められて1−2の黒星スタート。迎えたホーム初戦となる第2節の相手は、南萌華、角田楓佳、清家貴子が所属する昨季5位のブライトン。長谷川が2試合連続のスタメン出場を飾った。

 試合は前半14分にブライトンが先制する展開となったが、後半13分にマンチェスター・シティのカディジャ・ショーが同点ゴールを決める。そして開幕戦を欠場した藤野あおばが途中出場した後の後半29分だった。

 左サイドからの横パスをボックス手前の中央で受けた藤野が、味方とのワンツーパスで縦に突破。相手が密集したところで、左斜め前でフリーになっていた長谷川へショートパス。すると完璧なファーストタッチで前を向いた長谷川は、相手GKのポジショニングを見ながら右足インサイドで冷静にゴール右隅へ流し込んだ。

■「藤野あおばとのホットライン、最強すぎ!」

 この藤野→長谷川のゴールでマンチェスター・シティは今季初勝利。見事な連携での美しいゴールに対して、SNS上には「上手すぎでしょ」「長谷川唯のファーストタッチは芸術品だ」「ゴールへパスというお手本の様なゴールですね」、さらに「完璧な連携からのゴール!日本人コンビ最高だね」「長谷川唯、エグいって!藤野あおばとのホットライン、最強すぎ!」など称賛の声が次々と寄せられた。

 得点後、両手を広げて喜んだ長谷川を藤野が抱き抱えてのゴールセレブレーション。この日の長谷川は、昨季までのアンカーの位置ではなく1列前の位置でのプレーが目立った。華麗なパスに加えて、今季は得点力も大いに発揮されそうだ。

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