<令和7年度 秋季埼玉県大会西部地区予選:星野8―1ふじみ野(7回コールドゲーム)>◇10日◇代表決定戦◇所沢航空公園記…

<令和7年度 秋季埼玉県大会西部地区予選:星野8―1ふじみ野(7回コールドゲーム)>◇10日◇代表決定戦◇所沢航空公園記念球場

 星野は今夏、熊谷西、浦和北にそれぞれ快勝して4回戦進出を果たしたが、Cシードとなっていた早大本庄に2対4で敗れた。1年生と2年生が、21人ずつで42人という秋の新チームはシード校として西部地区予選の初戦がいきなり代表決定戦となった。

 ふじみ野は、夏は初戦で浦和北に敗れている。登録19人で挑んだこの秋は1回戦では秀明に14対0と大勝しての進出となった。

 ふじみ野は初回にベースに当たる安打などのラッキーもあって、4番松山 直樹選手(2年)のタイムリー打で先制する。しかし、星野は先発の加治 颯馬投手(2年)も、野手陣も慌てることはなかった。

 飯野勝監督は、「アンラッキーもあって、あまりよくない試合の入りだった。嫌な展開にならなければいいなと思ったのですが、選手たちは落ち着いて粘り強くやっていってくれた」と言っていたが、3回に9番の小島 陸斗選手(2年)が安打で出ると、打順がひと回りして1番白石 遙翔選手(2年)左前打などで繋いで好機を広げる。そして、右飛で小島選手がタッチアップで三塁を狙う好走塁が、悪送球を誘ってそのままホームインして同点となった。

 ここから、星野は勢いづいた感じで、4番齋藤 佑馬選手(2年)の三塁打と送球がそれる間に自身もホームインするなどで4点。飯野監督が、「(小島)主将のタッチアップを狙った好走塁がチームを勢いづけた」と評価したように、随所に積極的な走塁も光っていた。

 これで、試合は星野のペースになっていった。5回にも岡野 源大選手(2年)の三塁打などでさらに3点。6回にも代打の江口 涼太選手(2年)が、起用に応えて安打すると、代走三澤 鷹政選手(2年)も、好走塁でホームインするなど、控えの選手も与えられた機会を生かす形でしっかりと活躍した。

 加治投手は、初回こそ失点したものの、2回以降は丁寧な投球で、ピンチになっても、きちんと併殺で打ち取る投球で、飯野監督も粘り強くきちんとした野球をやっていかれたことを喜んでいた。また、見逃しの三振がなかったことも評価していた。

 ふじみ野としては、試合の入りはよかったものの、星野の落ち着いたプレーに妨げられた感じで、勢いに乗り切れなかったのは悔やまれる。