ベッツは同僚を称えることも忘れなかった(C)Getty Images スター軍団の大黒柱が好調だ。 現地時間9月9日、ド…

ベッツは同僚を称えることも忘れなかった(C)Getty Images
スター軍団の大黒柱が好調だ。
現地時間9月9日、ドジャースのムーキー・ベッツは、本拠地ドジャースタジアムで行われたロッキーズ戦に「2番・遊撃」として先発出場。3回に2試合ぶりとなる17号2ランを放つなど、4打数2安打2打点と躍動した。この日は、チームも7-2で快勝し、連勝を3に伸ばしている。
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圧巻の一発が飛び出したのは、3回二死二塁の第2打席。ロッキーズの先発右腕ヘルマン・マルケスと対峙すると、2ボールから甘く入ったシンカーを振り抜き、これが打球速度101.8マイル(約163.8キロ)、飛距離388フィート(約118メートル)を計測する左中間席への豪快弾となった。5回の第3打席でも二塁打を放ち、9月の月間打率はここまで.324だ。
試合後のクラブハウスでは、ドジャース専門サイト『Dodger Blue』などの取材に応じたベッツ。「あまり感傷に浸らないようにしている」と前置きした上で、「ただ今この瞬間に集中し続けるだけだ。いい試合をいくつかできたが、まず明日の試合に集中しないといけない」と今後の戦いへ気を引き締めている。
また、再び勢いを取り戻したドジャースの現状に関しては、「投手陣が毎日勝つチャンスを与えてくれている。打撃陣がそれを当たり前だと思ってはいけない」と言及。「テオ(テオスカー・ヘルナンデスの愛称)や(マックス・)マンシー、(アンディ・)パヘスといった打線の中軸こそがチームを前進させてくれる原動力だ」と同僚たちのパフォーマンスを称えていた。
ナ・リーグ西地区に首位を走るドジャース。この日は、同地区2位のパドレスが敗れたため、ゲーム差が2に広がっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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