<令和7年度 秋季埼玉県大会東部地区予選:花咲徳栄10-0草加西(5回コールド)>◇9日◇代表決定戦◇越谷市民球場 今年…
<令和7年度 秋季埼玉県大会東部地区予選:花咲徳栄10-0草加西(5回コールド)>◇9日◇代表決定戦◇越谷市民球場
今年の埼玉県で、新人戦での試合内容や関係者の評判を含め、本命視されているのは花咲徳栄だ。
花咲徳栄は最速141kmのエース黒川 凌大(2年)に野手では、岩井 虹太郎(2年)、笹崎 昌久(2年)、佐伯 真聡(2年)など投打に旧チームで出場していたタレントが多く残る。
ちなみに、新人戦も地区のベスト8まで進むと、その後はメンバーをほぼ全員入れ替えながら決勝進出。決勝は敗れるも昌平と終盤まで互角の展開であった。
そのフルメンバーの花咲徳栄と旧チームからエースとしてチームを支える好左腕・鈴木勇真(2年)を擁する草加西との一戦。
先発は草加西がエース鈴木、花咲徳栄が背番号10の1年生左腕・古賀 夏音樹が登板し試合が始まる。
草加西・鈴木はややインステップに投げる実践的な左腕。一方の花咲徳栄・古賀はMAX130km中盤ながらゲームメイク力に長けた左腕だ。
花咲徳栄は初回、3四死球で無死満塁のチャンスを得るが、内野ゴロの間の1点で終わる。2回も相手落球による1点と鈴木の中前適時打で2点を追加し3点差をつけるも、1巡目はやや草加西・鈴木の投球に苦しんでいた。
それでも、2巡目以降は花咲徳栄打線が確実にアジャストしていく。
3回裏、先頭の笹崎が右越え三塁打を放ち出塁すると、奥野 敬太(2年)、佐伯、谷口ジョージ(2年)の3長短打などでさらに2点を追加し5対0とする。4回裏にも敵失に4四死球を絡め労せず4点を追加し早くも試合の大勢は決した。
投げては、先発・古賀が4回2安打無失点とまずまずの投球を披露すると、5回は新人戦で頑張っていた石川 善(2年)がきっちりと締める。
5回裏、2死二塁から本田新志(2年)が右越えの適時打を放ち10点差をつけた花咲徳栄が5回コールドで草加西を下し県大会出場を決めた。
花咲徳栄は「鈴木くんは打ちずらいタイプの左だったので多少苦しんだけど、途中からはきっちり行けたかな」と、岩井監督が一定の評価を与えた攻撃陣。笹崎、本田、奥野、佐伯と切れ目のない打線は脅威だ。ここに岩井虹が絡んでくるといよいよ止まらなくなる。
また、投手陣では「古賀は公式戦の経験がないので投げさせておかないと。もう少し変化球が決まれば三振も取れるようになるんだけど」(岩井監督)
と、公式戦初登板の古賀がきっちりと投げることができたのが収穫だ。投手陣は黒川と古賀2人がメイン。ここに新人戦でも登板していた石田や石川などが絡むであろう。
戦力は盤石。だが、「大会はやってみなきゃわからないんでね」と、岩井監督も手綱を緩めない。
花咲徳栄、勝負の年が始まる。