◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 presented by PG 事前(9日)◇TPCリバーズ・ベンド(オハ…

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 presented by P&G 事前(9日)◇TPCリバーズ・ベンド(オハイオ州)◇6876yd(パー72)
米女子ツアーの公式サイトにあるスタッツのページを開くと、レース・トゥ・CMEグローブ(年間ポイントレース)、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)とともに最上段で「AONリスクリワードチャレンジ」が並ぶ。
名前を聞いただけでは何を競うのか分からないこの年間表彰は、2019年に始まった。試合ごとに指定ホール(AONリスクリワードチャレンジホール)があり、プレーした選手は2つのベストスコアを採用。シーズンを通してパーに対する平均スコアが最も低かった選手がボーナス100万ドル(約1億4700万円)を獲得する。
現在「-0.893」でトップに並ぶのが畑岡奈紗とジーノ・ティティクル(タイ)。世界ランキング1位のティティクルは昨季この部門を制しており、2年連続のビッグボーナスがかかる。畑岡は「言われて気付きました。そこはあんまり見てなかったですし、なんで私が1位なのかなって…」と笑いつつ、2022年以来の優勝を目指す中で文字通りの“ご褒美”をゲットできればもちろんうれしい。
過去の1位は2019年のカルロタ・シガンダ(スペイン)から、ハンナ・グリーン、ミンジー・リー(ともにオーストラリア)、エンジェル・イン、そしてティティクルと続く。改めて受賞者をチェックし、「ステディなゴルフをする人が獲っているイメージはありますね」という傾向を感じ取った。バッグを担ぐグレッグ・ジョンストン氏とともに練り上げるコースマネジメントは畑岡も大事にしている部分。「それがそういう順位につながっているならうれしいです」とモチベーションにもなる。

今週のAONリスクリワードチャレンジホールは18番(パー5)。右ドッグレッグのティショットはフェアウェイが比較的ワイドで、右サイドのペナルティエリアだけを気にすればいいため難度はそれほど高くないという。
ポイントになるのは2オンも狙える距離のセカンド。グリーンの右サイドはNGで、右にピンが切られれば木が邪魔になることもある。そんな時ほど左に逃げたくなるが、コブ越えのアプローチが難しいケースもあり、あえて手前に刻んで寄せにいくプランも悪くない。入念なコースチェックを終えて「まさに“リスクリワード”だなって思います」。相棒キャディと2人で思考を巡らせた。(オハイオ州ハミルトン タウンシップ/亀山泰宏)