9日、ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ5日目、アメリカはオーストラリアに11…

9日、ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ5日目、アメリカはオーストラリアに11対1で勝利を収めた。

 アメリカは198センチ111キロの剛腕・コールマン・ボースウィックは圧巻の投球を見せた。テークバックが小さくコンパクトな投球フォームから常時140キロ後半〜151キロの剛速球は威力抜群で、簡単に前に飛ばせないほど。さらに制球力が高く、コーナーギリギリに強いストレートを投げることができる。130キロ後半のカットボールも精度が高く、3回まで投げて無四球、6奪三振の快投だった。

 打者として3番を打ち、コンタクト力の高さが光るが、器用に投げ分けができている投手のほうが魅力的だ。

 試合後、コールマンは「マックス151キロなのは物足りないですけど、それでもコントール良く投げられて、思い通りの投球ができた」とコメント。この試合はストライク先行の投球をしていたが、「コントロールには自信があります。元からコントロールはよくて、トレーニングを重ねていったら、速くなった」と振り返る。

 この日は午前10時半から32℃と猛暑の中でのマウンドとなった。

「自分はフロリダ出身で暑さに慣れているつもりだけど、日本は蒸し暑くて、フロリダよりきついね。でも投球には影響はないよ」と笑う。

 MLBを目指す有望株になりそうなコールマンは将来目指す選手像として、「マイク・トラウト」と宣言した。