現地9月6日(日本時間7日)に行われた国際親善試合で、日本代表が0−0でメキシコ代表と引き分けた。スコアレスに終わった…
現地9月6日(日本時間7日)に行われた国際親善試合で、日本代表が0−0でメキシコ代表と引き分けた。スコアレスに終わった試合の中で、三笘薫が披露した“クライフターン”がファンを沸かせた。
多くのメキシコサポーターが詰めかけたアメリカ・オークランドでの一戦。3−4−2−1システムを敷いた森保ジャパンは、連動したプレッシングが機能して試合を優位に進める中、開始直後と前半11分の久保建英のシュート、後半8分の南野拓実の右足ボレー、試合終盤の上田綺世の裏への抜け出しなどのチャンスをつかんだ。それらのシーンとともに大きな“見せ場”だったのが、前半42分の三笘のプレーだった。
中盤で鎌田大地がヘディングで競り合ったこぼれ球に、三笘が反応する。左タッチライン際で下がりながら、相手を背負った状態での処理を強いられた三笘だったが、2バウンド目の落ち際をトラップ。自身の軸足の後ろ側を通すクライフターンで相手の逆をつき、一瞬で相手をかわして前進し、見事にマイボールにして見せた。
このシーンに、メキシコサポーターで埋まったスタンドも大いに沸き、SNSには「しびれる」「思わず『うまっ!』で声出た笑」「三笘のクライフターンが美し過ぎる」「浮き球クライフターンしぶい…」「これは芸術品ですね。」などの言葉があふれた。
■「もっとチャンスを増やしたかったな」
クライフターンは、1970年代に世界を席巻したトータルフットボールの心臓だった元オランダ代表のヨハン・クライフ氏が得意としたフェイント。三笘もこれまで幾度となく披露してきたが、今回の“浮き球クライフターン”は何度もスロー映像で繰り返し見たくなる美しさだった。
この日の試合後のフラッシュインタビューで、「決め切れればもっと楽な展開にできたと思いますけど、最後のところでなかなか決定力がなくて、後半はボールを持たれる時間も長くてチャンスも少なかった。もっとチャンスを増やしたかったなという印象です」と振り返った三笘。次の試合ではゴールに直結する美技を見せてもらいたい。