4連敗を喫したドジャース。ポストシーズンへ向けて立て直す必要がある(C)Getty Images 4連敗と苦しいチーム状…
4連敗を喫したドジャース。ポストシーズンへ向けて立て直す必要がある(C)Getty Images
4連敗と苦しいチーム状況のドジャースだが、10月のポストシーズンに向けて戦力を再び整えなければならない。
【動画】緊急登板の大谷翔平 オリオールズ打線相手に三振を奪うシーン
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、デーブ・ロバーツ監督は「チームの競争力を維持するだけでなく、パドレスを上回ることができるようなラインナップの組み合わせを考え出すために熱心に取り組んできた」と伝えている。
同メディアは、地元紙『Orange County Register』で指揮官が「私にとっては、頼れる選手を見つけることが大事だ。そして、まさに今、その状況だ」と語ったことに触れ、「負傷により、チームでは複数のポジションで連鎖反応が起こっている。ロバーツ監督は、負傷した選手を補うため、理想とは言い難い組み合わせでラインナップを組み立てざるを得なくなった」と指摘した。
記事では「影響の点から見て、最も大きな負傷は明らかにマックス・マンシーとトミー・エドマンの2人だ。マンシーのチームへの貢献度はよく知られている。彼は多くの出塁、長打力を誇り、長年にわたり三塁で安定した力を見せてきた」と記した。
「エドマンは中堅手と二塁手を兼務している。外野の守備に問題があることを考えると、彼が中堅手として守備に復帰すれば、アンディ・パヘスが右翼手、テオスカー・ヘルナンデスが左翼手としてプレーすることが可能になる。エドマンが復帰すれば、守備力が全面的に大幅に向上するだろう」と期待を寄せた。
また、「このシナリオでは、マイケル・コンフォートが先発メンバーから外されることになる。彼は今年ずっと不振が続いており、一時的に期待を持たせる活躍を見せた瞬間もあったものの、今シーズンは本領を発揮しているようには見えない」と指摘している。
同メディアは、エドマンとマンシーについて「チームの成功にはこれらの選手の復帰が不可欠だが、フィールドでのプレーの質も向上させる必要がある」と、「そうでなければ、ドジャースは早々とポストシーズン敗北を喫するかもしれない」と、攻守のキーマン2人の状況次第ではポストシーズンで早期敗退する可能性を伝えた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】ドジャース外野陣の“刷新”はあるのか WS連覇の望みを絶つ「致命的な欠陥」米メディアが指摘
【関連記事】「もう2か月も平凡」世界一軍団だからこそ生じた“傲慢” 不振のドジャースを米番記者が糾弾「思っているほど強くない」
【関連記事】ドジャース外野陣“再構築”へ「なぜ実行しないのか？」懸念されるテオの守備 25億円男への「過剰な信頼も明らか」
