◇国内女子◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 事前(4日)◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)◇650…

ゴルフ5のポーズ?ルーキー都玲華はシード圏内で9月を迎える

◇国内女子◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 事前(4日)◇ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)◇6505yd(パー72)

開催コース・ゴルフ5カントリー オークビレッヂの公式サイトでは、17番(パー3)を「日本一あごの高いバンカーのあるショートホール」として紹介している。左手前で口を開ける深いガードバンカー。入れてしまったが最後、もはや「あご」と言うより「がけ」に近い斜面の先にある、全く見えないグリーン面に向かって打ち上げるアプローチになる。

グリーン面まで距離がある分、あごを越える高さだけでなく、しっかりキャリーを出さなければならないのがポイント。2017年大会の最終日には香妻琴乃が「8」、川満陽香理が「7」をたたいた。大トラブルにつながる落とし穴への警戒は怠れない。

左手前に“日本一あごの高い”バンカーがある17番

「イメトレでは成功してます!」と笑うのはルーキーの都玲華。開幕前日のプロアマが悪天候で中止され、アマチュアで出場した2022年大会の記憶を頼りにコースと向き合うことになりそうな中でも言葉は力強い。「これまでも練習したことはあって、58度で打つと高さは出るけど距離が足りなかった。去年まで52度だったウェッジを今年から54度に替えているので、54度だとちょうどいいんじゃないかな」と攻略法を描く。

シーズンのスタッツもイメトレの根拠になる。今季サンドセーブ率58.9744%は柏原明日架(65.3465%)に次ぐ全体2位。「もともと得意じゃなくて、むしろすごい苦手。簡単なやつも全然寄らなかったんです」。開眼のきっかけは、石井忍コーチとともに米国の著名なショートゲームコーチ、パーカー・マクラクリン氏が日本で行ったレッスンに足を運んだこと。オープンに構えて強烈なカット軌道でクラブを入れていたが、いまはスクエアなアドレスを意識している。出したいキャリーの距離に応じてPWや48度など使う番手、フェースの開き具合を調節することで動きや思考はシンプルになり、ショートゲーム全般の精度も劇的に上がったという。

メルセデスランキング47位とシード圏内で9月に入った。「やっぱり優勝したい。結果として2打差だったとかはあるけど、やってる最中に“オラオラ”みたいな(駆け引きをする)優勝争いができていない。まずはそういう機会を増やしていきたい」。そのためにも、17番のバンカーでつまずくわけにはいかない。「54度で打ったら、行けると思うんだよなあ…。でも、(まずは)入れないことが一番」と笑顔でうなずいた。(千葉県市原市/亀山泰宏)