3打数無安打に終わったドジャース・コンフォート(C)Getty Images ドジャースは現地時間9月2日、敵地でのパイ…

3打数無安打に終わったドジャース・コンフォート(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間9月2日、敵地でのパイレーツ戦に7-9で敗れた。大谷翔平が46号ソロを含む3安打2打点と活躍したが、勝利には届かなかった。

 この試合では打撃不振が続くマイケル・コンフォートが「6番・左翼」で先発出場。1四球こそ選んだが、3打数無安打に終わり、打率を.189に下げた。

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 好機で1本欲しかった。3回、1点差に迫ってなおも、2死一、三塁。パイレーツ先発のバッバ・チャンドラーは、5球すべてが高めに浮いたが、コンフォートは142キロのスライダーで空振り三振に倒れた。

 試合を放送した『NHK-BS』で解説を務めた元中日の今中慎二氏は、この場面について「あの高さはみんな当たるけど、コンフォートは当たらないんですよね」と手厳しく指摘した。

 大谷を含め、マルチ安打が4人いたが、無安打もコンフォートら3人と、ドジャース打線はつながりを欠いた。その中でも、1年1700万ドル(約25億円)の契約で今季加入した背番号23への風当たりは強い。

 日米ファンは悶々。「彼がほぼ毎日プレーしているなんて信じられない」「コンフォート6番…真面目になんでですか?」「使うにしても8番か9番だろ」「コンフォートが、まだドジャースのユニフォームを着ている理由について、合理的な説明を聞いた人はいますか?」といったコメントがSNS上で見られた。

 その一方で、独自の見解を示したのが、フリージャーナリストのブレイク・ハリス記者だ。自身のXで「コンフォルト3打数0安打の夜」と切り出すと「しかし、彼の競争心は評価された。彼はいくつかの難しい球をファウルでしのいだ。粘り強い打席もあった。彼は明日もまた出場するだろう」と見通しを記した。

 現地3日はパイレーツの予想先発は、右投手のブラクストン・アシュクラフト。左打者のコンフォートが、またスタメンに名を連ねる可能性は十分にあり得る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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