前回対戦では「オール左打線」で藤浪に挑んだ中日(C)産経新聞社 プライドを賭けた一戦が訪れる。 中日は8月30日のDeN…

前回対戦では「オール左打線」で藤浪に挑んだ中日(C)産経新聞社
プライドを賭けた一戦が訪れる。
中日は8月30日のDeNA戦で延長11回の末、9-7で勝利。前日も9-8の激戦を制しており、CS争いのライバルを向こうに回し、敵地で連勝を収めた。
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3連戦のスイープに向けて勢いに乗りたいところだが、31日の相手先発は藤浪晋太郎と発表されている。2週間前に「オール左打線」で封じられた因縁の右腕に対し、どのように挑んでいくのか。
前提として、30日の試合後、井上一樹監督は「左打者中心の打線でいく」旨と、背中に死球を受けた主砲の細川成也の休養を示唆している。
現状のベンチ入りメンバーを変えずに臨むことを想定すると、下記のようなオーダーが考えられる。
(中)岡林勇希
(二)樋口正修
(右)上林誠知
(一)ボスラー
(三)板山祐太郎
(左)駿太
(捕)宇佐見真吾
(投)松葉貴大
(遊)ロドリゲス
1~8番までは前回対戦(17日)と同じメンバー。前回と異なるのは土田龍空が入った「9番・遊撃」のスポットで、今回は右打者のロドリゲスが使われると予想する。
というのも、今のベンチ入り野手に遊撃を本職とする左打者が不在。樋口正修が今季1イニング守ったぐらいだ。それなら守りだけでも、ということで右のロドリゲスを入れる方が自然とみる。あるいはファイタータイプの辻本倫太郎を起用する可能性もゼロではないか。
ただ、これが今の中日において「ベストオーダー」かと言われると釈然とはしない。前回対戦は5回1失点と抑え込まれただけに、同じ轍を踏むのは良くない。そこで、ベストではないにしても「よりベター」なオーダーを考えてみた。
(中)岡林勇希
(二)樋口正修
(右)上林誠知
(一)ボスラー
(左)ブライト健太
(三)チェイビス
(捕)宇佐見真吾
(遊)ロドリゲス
(投)松葉貴大
肝はやはり右の強打者を入れたことにある。細川は難しくてもブライト健太やマイケル・チェイビスを出して、少しでも相手にストレスを与えることは必要ではないか。ブライトはボールへのアジャストがうまく、万が一抜け球が来てもなんとか避けられるはず。一方、チェイビスは米国で藤浪との対戦経験があり、イメージは湧く。
樋口とロドリゲスの二遊間はそのままにしている。樋口は前回、藤浪からプロ初安打と盗塁を決めてチャンスを演出。ロドリゲスに関しては「山本泰寛を休養させる」という側面が大きい。村松開人や土田がファームにいる中、山本に異常が発生すると残り試合の遊撃を回すのが厳しくなる。
連勝で上位進出への機運が高まっているからこそ、中日には藤浪をものともせず勝ってもらいたい。首脳陣がどういうオーダーを組むのか、ファンならずとも注目が集まりそうだ。
[文:尾張はじめ]
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