打撃低迷が続くコンフォートよりも移籍したラックスの方が貢献できると指摘された(C)Getty Images ドジャースは…

打撃低迷が続くコンフォートよりも移籍したラックスの方が貢献できると指摘された(C)Getty Images

 ドジャースは現地時間8月26日、本拠地でレッズと対戦して6-3で勝利し、このカード勝ち越しを決めた。

 前日の同戦は7-0で勝利したが、試合前には印象的なシーンがあった。昨季までドジャースでプレーしていたレッズのギャビン・ラックスにワールドチャンピオンリングが贈呈されると、ドジャースタジアムは感動に包まれた。

【動画】ドジャースタジアムが感動に包まれる!ラックスがかつての仲間からチャンピオンリング贈呈

 27歳のラックスはレッズに移籍して114試合で打率.278、5本塁打、48打点の成績を残しており、同メディアは「ロサンゼルスを去る頃には彼に対する感情は複雑だったが、レッズが彼を左翼手に配属したことで、ドジャースファンはおそらくトレードに出さなければ良かったのにと思っているだろう」と伝えた。

 また、守備力は高くないものの「彼の打撃力があれば、現在のドジャースの左翼手マイケル・コンフォートよりもはるかに貢献するだろう」と、1年1700万ドル(約25億円)の契約で加入した32歳の打撃低迷が指摘されており、現在のラックスなら、ドジャースの左翼手としてコンフォートよりも貢献できるとした。

 2016年にドラフト1巡目でドジャースに指名され、トッププロスペクトとなったラックス。ドジャースでは正遊撃手として期待されたが、右膝の前十字靱帯を断裂する大ケガに見舞われ、2023年シーズンを全休した。

 復活を果たした昨季は自己最多の139試合に出場して打率.251、10本塁打、50打点の成績を挙げ、ワールドシリーズ制覇にも貢献したが、記事では「球団は彼の時代は終わったと判断した」と記した。

 同メディアは最後に「彼はレッズの打線に定着し、新チームにも馴染んでいるようだ。ドジャースに残っていれば良かったと思う理由はまだいくつかあるとはいえ、誰もが喜ぶべきことだ」と、新天地での活躍を願っていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】ド軍“お祭り男”が復帰で「エキサイティングなロースター変更」 加入して「打率.059」の26歳はまたもDFAに

【関連記事】38歳“元MVP”は「チームを去る寸前」ド軍に25億円男の代役提案「確かな存在感をもたらしてくれるだろう」

【関連記事】「もう長くないだろう」25億円男に迫る“危機” ドジャース、4人の負傷者が復帰で近づく最後の決断