ケガ人続々と復帰し、コンフォートの立場はついに危うくなる(C)Getty Images ドジャースが現地時間8月25日、…

ケガ人続々と復帰し、コンフォートの立場はついに危うくなる(C)Getty Images
ドジャースが現地時間8月25日、本拠地でのレッズ戦に勝利した。アンディ・パヘスの2本のアーチ、ムーキー・ベッツにも一発が飛び出すなど7-0で快勝した。試合前には人気グループ「BTS」のVさんもドジャースタジアムに訪れて始球式を行い、スタンドは大いに盛り上がった。
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また、この日、左肘の炎症で離脱していたキケ・ヘルナンデスがメジャーに復帰し、ケガ人が続出していたチームにとっては明るい材料となった。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は「キム・ヘソン、マックス・マンシー、トミー・エドマンは、今後数週間以内にチームに復帰すると予想されている。ドジャースは(キケを含め)4選手全員をロースターに確保する必要があるため、コンフォートがチームに残るのはもう長くないだろう」と伝えた。
同メディアは、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者の報道に触れ、「負傷した選手たちの復帰が迫っていることで、ドジャースが昨オフに1年1700万ドル(約25億円)で契約したマイケル・コンフォートがロースターに留まることが危うくなっている」という。
コンフォートはこの日、「7番・左翼」でスタメン出場し、5回の第2打席で右翼への二塁打を放ち、8回の第4打席でも左翼への二塁打でマルチ安打をマーク。それでも、打率はここまで.187と低迷しており、ケガ人が戻ればロースターから外れる可能性があることを伝えている。
今後、外野の布陣をどうするかについては、記事の中で「検討されている選択肢としては、テオスカー・ヘルナンデスを、ワールドシリーズに進出した際にプレーしていたレフトに戻すことなどが挙げられている。また、ドジャースはトレード期限までに、外野の3つのポジションすべてを守れるアレックス・コールを獲得した」と記したが、明確な起用法はまだ示されていない。
「ドジャースはコンフォートに多額の投資をした。金銭面だけでなく、シーズンの大半を彼に打撃の調子をつかむための時間として与えたのだ。しかし、この外野手の状況は改善しておらず、熾烈な地区争いの中、ドジャースはいくつかの重要な決断を迫られることになるだろう」と、25億円で加入した32歳はいよいよ窮地に追い込まれることになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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