23日、U-18代表メンバーが発表され、末吉 良丞投手(沖縄尚学)が2年生で唯一の選出となった。 今夏甲子園では初戦の金…

23日、U-18代表メンバーが発表され、末吉 良丞投手(沖縄尚学)が2年生で唯一の選出となった。

 今夏甲子園では初戦の金足農戦で14奪三振完封。3回戦では仙台育英を相手に11回169球を1人で投げ抜き、3失点完投と沖縄尚学の夏初優勝に大きく貢献した。

 代表を率いる小倉監督は「後半は疲れも見えましたが、1回戦、2回戦と落ち着いていましたし、コントロールがよかった」と末吉を高評価。異例ともいえる2年生での選出に「秋の大会もありますが、比嘉監督に『なんとか出して欲しい』とお願いした」と説明した。

 末吉は決勝戦後の取材で「初戦から投手が崩れない試合が多く、全国に通用すると感じた」と聖地での戦いを振り返った。さらには「先輩方が背負ってきた1番は責任重大ですが、そこを全部弾き飛ばし、プレッシャーに勝ってからこその『背番号1』がある。誰にも負けることなく人一倍練習していきたい」と慢心することなく、次の戦いを見据えていた。