大谷は5失点。黒星も付いた(C)Getty Images 悔しい敗戦だ。 現地時間8月20日、ドジャースの大谷翔平は、敵…

大谷は5失点。黒星も付いた(C)Getty Images

 悔しい敗戦だ。

 現地時間8月20日、ドジャースの大谷翔平は、敵地ロッキーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては、4回に打球が右太ももを直撃するアクシデントもあり、4回9安打5失点、3三振無四球で今季初黒星を喫した。一方で打者としては、8回に代打を送られ、2打数1安打、1四球。チームも3-8で敗れ、米記者から厳しい声が上がっている。

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 この日、初回を三者凡退で立ち上がった投手・大谷だが、続く2回には、一死一、二塁からブレントン・ドイルの左前適時打を浴びるなど、2失点。3回を再び三者凡退で片づけた後の4回は、無死一塁から二塁打に左翼マイケル・コンフォートの悪送球が絡み、1点を追加されると、以降も2失点を喫し、この回限りでマウンドを降りた。

 一方で打線もわずか6安打に抑えられるなど、全く歯車が噛み合わなかったドジャース。この戦いぶりには、SNS上からも辛辣な反応が少なくない。その中でMLB公式サイトのマニー・ランダワ記者は、自身のXを更新し、「ショウヘイ・オオタニにとって最悪の先発登板の一つだ。打球を足に受け、試合終盤に交代を余儀なくされた」と試合内容を振り返っている。

 また、米スポーツメディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、「とにかく全体的にひどい試合だ」と酷評。同球団を日頃から追うブレイク・ハリス記者は、「昨日の試合で11得点を挙げ、勢いに乗っているようだったが、それが続かない」「明日は、メジャー最弱のチーム相手にシリーズ負け越し回避を目指す」と嘆きを綴っていた。

 ナ・リーグ西地区の単独首位を走っているドジャースだが、2位パドレスが勝利したため、これでゲーム差は再び「1」に。まだまだ熾烈な地区優勝争いが続いていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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